約 2,747,987 件
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登録日:2011/01/30(日) 00 44 06 更新日:2024/01/22 Mon 21 48 04NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 なぜ作った 四代目空気 書くことが無さすぎて追記・編集に困る項目 遊戯王 遊戯王5D's 遊戯王ファイブディーズ 遊戯王登場人物項目 顔が思い出せない 青山とは遊戯王5D sに登場した青年である。 △メニュー 項目変更 行くぞ、ゴーラッシュ!! 『遊戯王ゴーラッシュ!!』絶賛放送中! -アニヲタWiki- いや、本当にこれくらいしか書くことが無さすぎて困る 「じゃあなんで作ったんだよ」 ↓ 「あぁ!それってハネクリボー?」 【概要】 不動遊星がセキュリティによって収容所に送られた先で同じ独房にいた青年。CV 髙木俊(代表キャラはサンレッド) 名前の通り?髪や服装は青っぽい。 またかなりの吊り目でありイケメンながらも何処かアウトローな雰囲気を漂わせている。 誰が一発でこの人の顔を思い出せるかわからないが、セキュリティの風間とブルーノを足して割ったような顔。 「やあ、あんたこっちに来たんだ。嬉しいねェ。上、使っていいぜ。普通はさあ、新入りは下、って相場は決まってるんだけど、大丈夫。俺はこだわらない♪」 このように気さくな態度で遊星に話しかけるが、彼は無言でそのまま二段ベッドの上に行き眠りにつこうとする。 それでもコミュニケーションを取ろうとする青山に対し遊星が掛けた言葉が「ちょっと黙っててくれないか!」最初期の遊星さんのコミュ障っぷりが直に現れたエピソードである。 とはいえそんな不遜な態度を取られた青山であるが、少し怪訝そうな顔をするだけでそれ以上は踏み込まなかった。上下関係にこだわらないというのは本当のようだ。 だが彼は収容所暮らしに飽き飽きしており、なんと脱走を企てていた。どうやら一年近くこの収容所にいるらしく、そのため内部情報に詳しい。 彼の計画はベッドの下に通路を掘り、そこから巨大な吹き抜け窓のある位置まで移動、後は仲間に救ってもらうというものである。 それと同時に遊星の活躍を見ていたこともあり、同じ牢屋だった縁もあり彼に脱出に同行するよう持ち掛けた。また遊星は氷室と矢薙も連れて行ってほしいと頼むと「仕方ない」と言い承諾した。良いやつ過ぎる。 だがその後、遊星が署長とデュエルする事になった。 しかし結構の直前、氷室と矢薙が署長の罠にはめられてデッキを没収されてしまう。 更に遊星は「仲間を見捨てては本当の自由を得られない」とし署長とデュエルすることとなる。 青山は少しリアリスト傾向だったのと、一年間も拘束されていた為自由を渇望していた。なので彼はそんな遊星に詫びつつも一人で逃げようとした。 だが遊星の言葉により心を動かされ署長とのデュエル中に停電を起こし、所長のデュエルディスクに電流を流れさせる。 こうして遊星が逆転するチャンスを作る等の貢献を果たしたが、彼自身も脱出のチャンスを逃した上にセキュリティに捕まってしまう。 だがデュエルは遊星の勝利に終わり、また署長の問題行為が露呈したことで収容所のいろいろな見直しが行われたらしく、青山も近日中の出所が約束された。 以後、彼が表に出る事はなかった… ラスボスフラグ、ラスボスフラグとか騒がれた時期もスライに比べたらそんなになかった。 しかもセリフ全てを合計しても彼のセリフは5分もない。挙げ句殆どが「遊星!」と叫ぶセリフのみである。 だが、失敗が許されない脱出計画に見ず知らずの遊星やその仲間たちを最初は連れて行こうとするなど、少なくとも悪人とは言えない。 ひょっとしたら仲間と言うのは、前髪が尖った方やダイスロールな方や三沢とかだったかもしれない… 現在はネオドミノシティもサテライトも自由になったのでどこかでひっそり暮らしているだろう。 一時期実はブルーノちゃんの正体かと思われたときもあったようななかったような気がしたが、そんなこともなかった。 とかなんとか言ってたら、遊星がリミットオーバーアクセルシンクロを完成させて、チームユニコーンや鬼柳さん達懐かしい面子が一瞬チラチラ映る瞬間に彼がいた事が確認された タイミング的には鬼柳さんが移った次の瞬間の画面右側 少し難しい時の心霊君を探すような感覚だがまずは、顔を思い出す所から (よっぽど目を凝らしてたか、録画を一時停止でもしないと中々見つからないが) 追記・修正あればお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これがホントの青山(ブルーアイズマウンテン) -- 名無しさん (2013-10-03 00 18 26) ↑こっちのほうが青眼山(ブルーアイズマウンテン) -- 名無しさん (2014-03-22 11 16 37) VRAINSの草薙さんはこいつのリメイクキャラに感じる。草薙さんを見た時にコイツの顔がよぎった -- 名無しさん (2017-06-15 23 18 22) 遊戯王シリーズは時折、視聴者から愛されるモブが出てくるね -- 名無しさん (2020-07-23 20 20 15) いくら空気キャラとはいえタグや本文に声優が載せてもいいんではないだろうか -- 名無しさん (2021-12-05 20 47 17) 初対面の遊星に脱獄計画を持ちかけるとか絶対裏切るキャラだと思ってた。しかし蓋を開ければ脱獄のチャンスを蹴ってまで遊星の勝利に貢献するカッケー男だった。そんな奴すら埋もれるゴッズのキャラ層の厚さ… -- 名無しさん (2022-05-03 21 20 48) アンチノミーの先祖説は案外当たっているかも -- 名無しさん (2022-09-13 07 18 09) 名前 コメント
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登録日:2012/07/19(木) 22 22 29 更新日:2024/01/30 Tue 19 35 04NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 ガーディアンの力 パック ファラオの遺産 ユニオンの降臨 天空の聖域 新たなる支配者 暗黒の侵略者 混沌を制す者 遊戯王 遊戯王DM 遊戯王OCG 遊戯王OCGパック項目 闇魔界の脅威 黒魔導の覇者 遊戯王OCGのパックのシリーズの1つ。 2002年から2004年にかけて展開された。 前期:第2期 次期:第4期 カードプールの増加に伴い、複雑で長い効果を持つカードも多くなってきたので、 第三期への移行に当たって再度カードのフォーマット変更があった。 俗に言う「世界統一フォーマット」であり、イラスト欄が縮小され、下の枠がかなり大きくなり、長い効果も書きやすくなった。 モンスターの攻守もATK・DEFと略され、その枠の下部にまとめて書かれるようになった。 このフォーマットは第6期の終わりまで使われており、歴代の5種類のフォーマットの中では最も長く使われたものである。 その後はデザイン自体の変更はないものの、カード名の枠が段々と狭くなり、イラストが徐々に上に移動すると同時に、 テキスト欄も少しずつ広くなっている。 第三期のパック名は漢字とカナのみなので、カードナンバーの略称は数字となった。 パック毎に301、302…309と記載されている。 制作側も作り慣れてきたのか、カード同士でストーリーが見られたり、 魔法・罠に既存のモンスターがイラストとして書かれているカードも第三期から急に増えた。 箱のタイトルはこれ以降の第4期から第8期まで英語表記が続くこととなる。 この期を最後にレギュラーパックからシークレットレアが廃止され、アジア版では8期、 日本語版では第9期のザ・シークレットレボリューションまで復活を待つこととなる。 2017年現在では再録枠や一部レリーフ・未開封箱は高額で取引されている。 第一弾 新たなる支配者 2002年5月16日発売。 パッケージは「闇マリク」が使用した「地獄詩人ヘルポエマー」。 他にも「ラヴァ・ゴーレム」や「バイサー・ショック」「拷問車輪」などの闇マリクが使ったカードが原作から収録された。 城之内が使った「クイズ」や、即死コンボでおなじみの「大逆転クイズ」も収録。 アルティメットレアは「真紅眼の黒竜」であり、CMでは「ヘルポエマー」と戦っている。 新たなカテゴリとして「墓守」が登場。墓地メタで有名な「ネクロバレー」も併せて収録されている。 この辺りからカテゴリが重視され始めたといえるだろう。 禁止カードとなった「突然変異」や、ダメージを反射する「地獄の扉越し銃」、 「コザッキー」に改造された「大木人18」などの知名度の高いカードもそれなりにある。 第二弾 ユニオンの降臨 2002年7月18日発売。 こちらは海馬が使用したXYZモンスターがメインテーマ。 それに伴い、ユニオンという概念が登場した。 シークレットレアとアルティメットレアがXYZの融合モンスターで占められたのは有名な話。 「前線基地」のようなサポートカードも登場したが、いかんせん使いづらさは否めず、 ユニオンが環境で活躍するのは【ABC】が登場する2016年を待つことになる。 また、その裏では「群雄割拠」や「大革命」といった戦いを思い起こすカードが多く収録されている。 レリーフの再録は機械族繋がりの「リボルバー・ドラゴン」。 「青眼の白龍」をサポートする「白竜の聖騎士」、ロックバーンで使用された「波動キャノン」も収録。 他に使いやすいカードは「ご隠居の猛毒薬」や「仕込みマシンガン」や「カイザーコロシアム」辺りか。 第三弾 黒魔導の覇者 2002年9月19日発売。 魔力カウンターと魔法使い族をテーマにしたパック。 パッケージは「カオス・マジシャン」と、ドロー!モンスターカード!で有名な「魔導戦士 ブレイカー」。 カードに乗せるカウンターは今でこそ種類が多いが、最も使用頻度の高いであろう魔法カウンターはこのパックが初出(カウンター自体は第2期のマジック・ガードナー)。 「漆黒のパワーストーン」や、「ブラック・マジシャン」をサポートする「熟練の黒魔術師」などがある。 目玉となるのはシークレットで収録された「ブラック・パラディン」。 それに合わせて「バスター・ブレイダー」がレリーフで再録された。 舞が使ったアマゾネス関連のモンスターがいくつかカード化され、この時にカテゴリになった。 「魔導サイエンティスト」「同族感染ウィルス」といった極悪モンスターも見られる。 パロディウスからはユニオンとして「アイツ」と「コイツ」の姿が。 黒蠍からはクリフが登場。 第四弾 ガーディアンの力 2002年11月21日発売。 後にアニメオリジナルのドーマ編でラフェールが使用する「ガーディアン」モンスターが登場。 乃亜の切り札である「天界王シナト」や剛三郎が繰り出した「エクゾディア・ネクロス」など、 乃亜編のアニメ視聴者プレゼントカードがノーレアで収録された。 また、本田もとい「アクロバットモンキー」がファンサービスとして収録。 「スキルドレイン」や「おジャマトリオ」など、今でも使われるカードが多い。 モンスターも「異次元の女戦士」や「切り込み隊長」と戦った「闇より出でし絶望」、「合成魔獣 ガーゼット」等。 「黒蠍」からはチックが登場。「マキュラ」を使ったコンボにより、一時注目された。 再録は「カオス・ソルジャー」。 第五弾 闇魔界の脅威 2003年2月20日 悪魔族をテーマにしたパック。 デーモンがカテゴリとなった。 パッケージも「迅雷の魔王-スカル・デーモン」と「ジェノサイドキングデーモン」。 サーモンじゃないよ。 「切り込み隊長」絡みで有名な「ガガギゴ」や、初のおジャマモンスターの「グリーン」が登場。 黒蠍も「ミーネ」と「ゴーグ」の登場で5人全員揃った。 前者は「死デッキ」とのコンボで有名になる。 久々に登場したスピリットの「月読命」は、後に禁止カードとなった実力者。 「ケルベク」や「生贄の抱く爆弾」といったイシズのカードも収録。 特殊勝利の中でも代表的な「終焉のカウントダウン」や、ファンサービスカードの「ゾーク」なども。 悪魔族パックだけに再録は「ギルファー・デーモン」。 第六弾 混沌を制す者 2003年4月24日発売。 除外をテーマにしたパック。 壊れカードとして名高い「カオス・ソルジャー-開闢の使者-」と「混沌帝龍-終焉の使者-」が収録。 混沌の名を冠していながら、カオスの天下という絶対的な秩序をもたらした。 キャッチコピーの「デュエルはカオスフィールドへ」が洒落になってない。 カオス以外にも「異次元の偵察機」や「紅蓮魔獣 ダ・イーザ」等の除外に関わるカードが多く収録されている。 「インフェルノ」等の墓地を利用した特殊召喚モンスターも収録されたりと悪夢の迷宮との類似点が多い。 「おジャマ・イエロー」と「ブラック」が登場し、「デルタハリケーン」に必要な3体が揃った。 乃亜編で御伽が使った「速攻の黒い忍者」が収録されたり、ファンサービスとしてDEATH-Tのチョップマンがカード化。 原作カードは闇マリクが使った「レクンガ」とか。 「ダーク・フォース」や「つまづき」といった癖のあるカードも。 再録は「マジシャン・オブ・ブラックカオス」。 第七弾 暗黒の侵略者 2003年7月17日発売。 「マジシャン・オブ・ブラックカオス」のリメイクカードの「混沌の黒魔術師」がパッケージ。 1ショットキルで制限カードとなり、エラッタされるまで禁止カードとなっていた。 「次元融合」もそのカードパワーから禁止カードとなっている。 他にも「火口に潜む者」や「超進化薬」等の種族サポートや「火炎木人18」や「ギガ・ガガギゴ」等のストーリーカードや、 「守護天使 ジャンヌ」「水陸両用バグロス Mk-3」といったリメイクカードがかなり多い。 原作からはインセクター羽蛾のカードが登場。 パック名と全く同じ名前のモンスター「暗黒の侵略者」が登場した珍しいパック。 また、同じ会社からは「月風魔」とその倒すべき相手の「龍骨鬼」が収録。 後者は「ピラミッド・タートル」から出せるため、アンデット族の戦力強化となった。 他には「強制脱出装置」や「自爆スイッチ」などが有名。 再録は「封印されしエクゾディア」。 第八弾 天空の聖域 2003年11月20日発売。 「大天使ゼラート」と「デビルマゼラ」が登場。 「ゼラの戦士」が魔族からの誘惑を振り切って「天空の聖域」に辿りつけるかがパックのテーマになっている。 カテゴリとしては代行者が登場し、初めての帝の「雷帝ザボルグ」が収録された。 他には「ゴギガ・ガガギゴ」や。同社ゲームから「女忍者ヤエ」、 あの恋する乙女と能力が同じで過去のカードのリメイクである「薄幸の乙女」が登場。 アイドルカードの「ピケル」や、後に観光名所となる「精気を吸う骨の塔」も。 さらに、「滅びの爆裂疾風弾」が必殺技カードとして初めてカード化された。 あとMADネタで有名になった「エネミーコントローラー」も。 再録は「人造人間-サイコ・ショッカー」。 第九弾 ファラオの遺産 2004年2月26日発売。 第三期最終パック。 第二期最終パックと同様に古代エジプトがメイン。 低レベルバニラの活用をテーマにしており、 バニラをまとめて強化する「トライアングルパワー」などが登場している。 パッケージを飾ったのは「スピリッツ・オブ・ファラオ」なのだが、召喚条件が厳しく、扱いは難しい。しかもアニメですら手間に見合った強さじゃないと酷評されたことも。 エジプト的なモンスター以外には「ガガギゴ」の幼少時代である「ギゴバイト」や、怒ると怖い「もけもけ」、 「インパチ」や「ガガギゴ」を改造した「コザッキー」といったネタモンスターが多め。 融合召喚のサポートとなる「沼地の魔神王」は有名。 黒蠍ではないが、「首領・ザルーグ」の若かりし頃である「レガシーハンター」の姿も。 魔法カードには「レベル制限B地区」や「ブラック・マジシャン」の必殺技カードの「黒・魔・導」がある。 また、「アヌビスの呪い」「悪夢の迷宮」「蘇りし魂」といった、第2期のパック名を思い出させるカードが多い。 再録は「竜騎士ガイア」。 今は懐かしきカードガチャが登場したのもこのパックのカードから、第5期のFORCE OF THE BREAKERまで続いたが、 その次からは様々な変更がされたと同時に廃止され、2017年ではカードガチャのみに存在したノーマルパラレル仕様の一部カードの需要が増している。 これらのパックは前5つは「EXPERT EDITION Volume.1」、後4つは同2にて再録されている。 また、TIN缶も第三期から登場、 2003年には「タルワール・デーモン」、2004年にはなんと「混沌帝龍-終焉の使者-」が収録されている。 カオス暗黒期を除いても第二期パックまでに比べて原作が終盤に差し掛かった影響か方向性がかなり変わっており、 現在の遊戯王への流れを決めた時期でもある。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 確かこのころはアニメよりパックのほうが先だったんだっけ? -- 名無しさん (2020-04-20 18 20 24) 名前 コメント
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遊戯王/デッキ/ヴァンダルギオンパーミッション 2007-10-21 デッキ:41枚 【モンスター(17)】 「冥王竜ヴァンダルギオン」×3 「豊穣のアルテミス」×3 「智天使ハーヴェスト」×2 「デス・ラクーダ」×3 「スカラベの大群」×2 「イナゴの軍勢」×2 「闇の仮面」×2 【罠(24)】 「神の宣告」×3 「天罰」×3 「キックバック」×2 「マジック・ジャマー」×2 「マジック・ドレイン」×3 「盗賊の七つ道具」×2 「攻撃の無力化」×3 「リビングデットの呼び声」×1 「聖なるバリア-ミラーフォース」×1 「砂塵の大竜巻」×2 「炸裂装甲」×1 「死のデッキ破壊ウイルス」×1 2007/02/21 戻る
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登録日:2012/04/10(火) 18 52 42 更新日:2024/05/05 Sun 03 04 10NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮- ジャック・アトラス ストーリーカード ドラガン 倍返し 大革命 暗君 暴君 永続罠 罠カード 裸の王様 遊戯王 遊戯王OCG 『裸の王様』とは遊戯王OCGのカード。 2001年7月2日に発売さされたLabyrinth of Nightmareで初登場。ヴィジャ盤等のバクラのカードがメインに収録されたパックである。 BEGINNE'S EDITIONには2のリニューアルで収録されなくなったが、トーナメントパックで再録された。 裸の王様/The Emperor's Holiday 永続罠 フィールド上の全ての装備カードの効果は無効となる。 イラストは立派な髭をたくわえ王冠にマント、靴と短パンのみを着た王様が庶民に手を振っている。 つまり上半身は裸。 海外版では上半身裸ではなく白のタンクトップを着ている。 これは誰得なエロ規制…………ではなく王様が付けている十字架のペンダントを隠すため。 裸の王様とは童話の命題のこと。 内容は布織職人と名乗る詐欺師が服の好きな王様に「馬鹿や身分不相応な人には見えない布」があると嘘を付き、王様はその詐欺師に「馬鹿や身分不相応な人には見えない布」で作った(『裸』という名の)服を注文した。 しかし王様には「馬鹿や身分不相応な人には見えない服」が視認出来ない。ここで「誰かに裸と思われたらどうする!」とでも突き返せば良いものを、この王様は自分には裸に見えると認めることも言えず、見えもしない服を褒め称える。 最終的にはその服を着てパレードを行うが、民衆達に「あれは裸じゃないか」と噂されて尚「彼等は身分が低いからワシが裸に見えるのだな…」と高を括るも、最後は純粋な子供たちにまで「どうして王様は服を着ないの?」と突っ込まれてしまった。 本当に馬鹿な王様と卑しい詐欺師だけに「裸に見える服」が見えていたという、中々に考えさせられるオチである。 もしかしてこのイラストに描かれている王様は「馬鹿や身分不相応な人には見えない服」を着ているつもりなのかもしれない。 効果としては別に王命で「脱げ」と言っているのではなく、装備する意味がないのだから何も装備していない状態でも違いがないという、正しく裸の王様みたいになるということか。 高い地位にあって周囲の反対がなく自分の思いが全て叶うため、自己を見失っている気の毒な人の事を指す。 かつてはキングともてはやされるも、色々あってニートとなってなお贅沢の限りを尽くしていた一時期のジャック・アトラスは、まさしく「裸の王様」と呼ぶに相応しかった。 ドラガンは自分の試合に八百長があったことを知らなったそんなジャック・アトラスを「裸の王様」と呼んだ。 ◆裸の王様の評価 装備カード限定のメタカードだが、そもそも装備カード自体マイナーな遊戯王では活路が見いだし辛い。 更に言うと破壊対象が相手のカードだけで永続魔法も破壊でき、バーン効果もある「魔法効果の矢」があるのでメタカードとしても不十分。 【甲虫装機】という装備モンスターを使うガチデッキが登場したが、「甲虫装機ダンセル」等のサーチ・サルベージ効果は無効には出来ない。 普通は他のデッキ相手にも使える。「連鎖除外」や「エフェクト・ヴェーラー」が優先されるだろう。 はっきり言って誰も使わないカードと言える ◆関連カード かなり昔のカードだが2010年に発売されたSTARSTRIKE BLASTで「王様」が描かれた「暴君の威圧」が登場した。 その後も7弾連続で「王様」が暴君として描かれたカードが登場している。 イマサラタウンすぎる。 以下、王様リスト ☆第1弾 STARSTRIKE BLAST 暴君の威圧/Tyrant's Temper 永続罠 コストは自分モンスター1体をリリース。 表側表示で存在する元々の持ち主が自分となるモンスターは、このカード以外の罠カードの効果を受け付けなくなる。 イラストは裸の王様が「切り込み隊長」を威圧している。 ☆第2弾 STORM OF RAGNAROK 暴君の暴言/Tyrant's Tirade 永続罠 コストは自分のモンスター2体をリリース。 お互いに手札及びフィールド上で発動する効果モンスターの効果を発動できなくなる。 イラストは裸の王様が「戦士ラーズ」に暴言を吐いている。 ☆第3弾 EXTREME VICTORY 暴君の暴力/Tyrant's Tantrum 永続罠 コストは自分のモンスター2体をリリース。 相手はデッキから魔法カード1枚を墓地に送らなければ魔法カードを発動できなくなる。 イラストは裸の王様が「ゴブリン突撃部隊」に暴力を振るっている。 ☆第4弾GENERATION FORCE 暴君の暴飲暴食/Tyrant's Tummyache 永続罠 コストは自分のモンスター1体をリリース。 お互いにレベル6以上のモンスターを特殊召喚することはできなくなる。 自分の手札が3枚以上だと自壊する。 イラストは裸の王様が鶏の丸焼きや生焼き肉を食べている。 油断大敵 通常罠 発動トリガーは相手のライフが回復したとき。 相手のモンスター1体を破壊する。 イラストは裸の王様の後ろに「ドリーム・ピエロ」が忍び寄り、ハンマーで「強欲な壺」と「謙虚な壺」を壊そうとしている。 ☆第5弾PHOTON SHOCKWAVE 暴君の自暴自棄/Tyrant's Throes 永続罠 コストはトークン以外の自分の通常モンスター2体をリリース。 お互いに効果モンスターを召喚・特殊召喚できなくなる。 イラストは裸の王様が泣きながら暴れており、兵士が止めにかかっている。 ☆第6弾ORDER OF CHAOS 大革命返し カウンター罠 フィールド上のカードを2枚以上を破壊するカードの発動を無効にし除外するカード。 イラストは「大革命」の3人が追い詰められている。 とうの王様は「王宮シリーズ」の建物の中で呑気にお茶を飲んでいる。 ☆第7弾GALACTIC OVERLORD 倍返し 永続罠 発動トリガーは相手から1000以上のダメージを受けたとき。 そのとき受けたダメージ1000ポイントにつき倍々カウンターを置く。 次の相手ターンのエンドフェイズに倍々カウンターの数×2000のダメージを与える。 イラストは裸の王様が沢山の民に追い詰められている。 民は「裸の王様」の民、裸の王様に裾を掴まれている人は「大革命返し」の裸の王様の側にいる人、裸の王様を止めている兵士は「暴君の自暴自棄」に登場している。 民の中に「薄幸の美少女」と「薄幸の乙女」のようなキャラが混じっている。 遊戯王ZEXALのEDでアストラルがこのカードをネタにしているが、多分流行語に乗っただけである。 追記・修正は【大革命】デッキを作ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 罠カード手のひら返しでは新しい王の登場で部下に裏切られる裸の王様のイラストがあったな。 -- 名無しさん (2016-01-23 13 07 42) バニラペンデュラムは暴飲暴食も抜けてくるからきつい -- 名無しさん (2016-01-23 13 12 24) 暴君らしくコントロールが難しいカードが多い -- 名無しさん (2022-05-05 20 23 57) 名前的には古代編のアテムもまんま半裸王じゃん。劇中比喩的に言われてるし -- 名無しさん (2022-05-05 20 50 59) 名前 コメント
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登録日:2012/09/10(月) 16 59 05 更新日:2024/03/01 Fri 23 06 17NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 1ターンキル デッキ ドグマブレード バランスブレイカー マジカル・エクスプロージョン 先攻1ターンキル 札束 賛否両論 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキ項目 遊戯王OCGに2007年〜2008年頃に掛けて存在した伝説のデッキ。 ■概要 1ターン目に大量の魔法カードを墓地に落とし、手札0枚の時発動でき自分の墓地の魔法カードの枚数×200のダメージを与える 罠カード《マジカル・エクスプロージョン》を次の相手ターンのドローフェイズに複数枚発動して8000以上のダメージを与える【マジカルエクスプロージョン1キル(マジエクワンキル】の中でも、 《D-HERO ドグマガイ》をエンドカードへの繋ぎに採用したタイプのデッキを【ドグマブレード】と呼ぶ。 デッキ名は原型となった【アーチャーブレード】から来ているとする説が有力。 相手ターンを挟むものの事実上の先攻1ターンキルが高確率で可能という恐ろしいデッキである。 加えて、当時は先攻を取れば相手はほとんど為す術が無かった事も凶悪さに拍車をかけた。 先攻1ターンキルがコンセプトのデッキ自体は大量に存在するが、 このデッキの最大の特徴は他のものとは違い成功率が非常に高かったことが挙げられる。 そして、この【ドグマブレード】のミラーマッチの場合、 「先攻を取れば高確率に勝てる」=「先攻決めのじゃんけんで勝てばデュエルに勝ったも同然」という考え方から、 『遊戯王OCGはじゃんけんゲー』と称された。その様はいつぞやの【サイエンカタパ】を彷彿とさせたとか。 ここまで暴走したのでさすがのコナミも主要パーツを規制すると思われた。 ……と思いきや2008年3月の制限改定ではまさかの全スルー。 それどころか新たなコンボパーツの制限緩和により実質強化される。 コナミは一体何をやっているんだ! しかし2008年9月にはこれらの主要パーツはことごとく禁止・制限に指定され、ドグマブレードはその姿を消した。 めでたしめでたし、である。 ドグマブレードは生きていた。 事故率こそ上がったが相変わらずターボ手段の主軸だったクライスターボは相変わらず規制されていない。 何より軸となるマジカル・エクスプロージョンはノーダメージである。 そしてスターライト・ロードの裏でこっそり登場したジャンク・コレクター。 フィールド上の自身を除外することで墓地の罠カードを発動できる効果を持っていた。 戦士族であったため墓地に落とした後フェニックスブレードで除外でき帰還に繋ぐ事ができる。 先攻で罠カードを使えるようになったためドグマブレードでは出来なかった完全な先攻1ターンキルを達成できるようになった。 これが後にジャンクブレードを生み出し、マジカル・エクスプロージョンの規制まで暴れていたのはここだけの話である。 ドグマブレードの時の課題であったマジカル・エクスプロージョンを手札に握ることも、 墓地に落ちても発動できるのだから気にせず墓地肥しができるようになった。 戦士族のライトロードと光の援軍(当時無制限)とソーラーエクスチェンジを入れて高速で墓地肥しする型が主流だった。 ただし混沌の黒魔術師と次元融合を失った影響は大きく安定性はかなり低下している。 早すぎた埋葬もないためマジカル・エクスプロージョンが墓地に落ちるという弱点を克服したとはいえそれ以上の欠点は抱えていた。 原形はドグマブレードだがこの当時ディスクガイが禁止になっていたためドグマガイが入ることは少なかった。 だがこんなソリティアが許される訳がなくとうとう軸であるマジカル・エクスプロージョンが1枚制限になった。 その他、【アーチャーブレード】【ドクマブレード】の派生形として、 【ワールドトランス】というデッキが存在している(こちらも現在は構築不能となった)。 上記に《アルカナフォースXXI-THE WORLD》、《光の結界》、《マジックブラスト》を組み込むだけで構築が可能。コンボパーツが増え事故率が上がるものの、先攻マッチキルという最高峰の勝利を得られるデッキあった。 ■動かし方 + ... ドグマブレードの名前の由来は「ドグマガイ」+「フェニックスブレード」。 そしてさらにこれらのカード以外も組み合わせ、様々な手段でデッキを回転させていく。 2008年3月の制限改定で上述通り《死者蘇生》と《魔法石の採掘》が制限緩和を受け、より回しやすくなった。 ワンキル狙いの場合、序盤は最優先で展開札を確保しつつ、《名推理》などでとにかくデッキを掘り進める。 デッキの底が見えてきたら中盤。一番わかりやすい詰め方は混黒ヴァリーループ。《混沌の黒魔術師》と《サイバー・ヴァリー》を一緒に除外しつつ《次元融合》を握れるように、各種除外札をフル活用しよう。 そのループが完成したらいよいよ大詰め。《混沌の黒魔術師》《サイバー・ヴァリー》《サイバー・ヴァリー》を並べつつデッキを引ききって、「《サイバー・ヴァリー》1体で《マジカル・エクスプロージョン》をデッキに戻し、もう1体で《混沌の黒魔術師》を除外しつつドロー」の動きで手札に《マジカル・エクスプロージョン》2枚が揃う。 あとは《魔法石の採掘》で必要な魔法を回収したり《D・D・R》で展開しつつ手札を減らす。 回す上での注意点として、時代の違いゆえの展開力の低さが上げられる。 現在のOCGと違い、当時は「墓地から除外して発動」とか「墓地へ送られた/除外されただけで発動」する効果がなく、「手札/墓地から自身を特殊召喚」のような効果もこのデッキには存在しない。 そのため、モンスター効果を使うには「墓地/除外に落として」「蘇生/帰還札を使う」という2ステップを踏む必要がある。 常に展開札を手札に確保し続け、かつデッキ内の残量も把握することが大事。 「推理/ゲートの前に不要札をセット(クライスケア)、増援やドロー札も使っておく(SS率アップ/デッキ切れケア)」のような細かい定石にも注意。 さらに言えば、慣れないうちは3手詰めを見逃すようなことが結構頻繁におこりうる。定石を外してでもキルを取りにいける状況をしっかり把握しておくのが勝率向上の近道。 ○ドロー・手札補充 《D−HERO ディスクガイ》 《サイバー・ヴァリー》 《光帝クライス》 《神剣ーフェニックスブレード》 特にフェニックスブレードは、手札を増やしつつ戦士族を除外できるため、このデッキのキーパーツとして働く。 ディスクガイは蘇生成功時に2枚ドローという強力な効果を持つため、無限ドローパーツが揃うまでのドローソースの中心を担う。 クライス+DDRor早すぎた埋葬のコンボもよく使われる。 無限ドローのパーツが揃ったらヴァリー+次元融合のループ、クライス+混黒+次元融合+フェニックスブレードのループ等を利用して手札を補充していく。 まあ無限ドローするまでもなくデッキを掘りきることもままあるのだが。 《D−HERO ディスクガイ》は最優先で墓地へ落としたいが、《光帝クライス》は墓地ではなく除外してしまっても問題ない。 《次元融合》のついでにドローできるのはもちろん、《D・D・R》を使用する場合でも手札2消費2ドローでアド損はしないため、初動としてもそれなり。 このデッキにおける除外札は意外と貴重であり、序盤の《神剣ーフェニックスブレード》は最優先で墓地へ落としたい。 逆にこれ自身は除外しても意味がないので、《D・D・R》の帰還対象がいないような序盤において手札に抱えておく意味はあまりなく、せいぜい《手札抹殺》《手札断殺》に巻き込めるくらい。 《光帝クライス》がデッキに残っている状況で推理ゲートギミックを使う際には伏せておくなど、積極的に墓地送りを狙おう。 ○手札交換 《手札抹殺》 《手札断殺》 《デステニー・ドロー》 《トレード・イン》 手札事故を回避しつつ墓地を肥やしていく。 《デステニー・ドロー》はディスクガイ及びドグマガイ、《トレード・イン》は混沌の黒魔術師及びドグマガイが対象。 両者に対応する《D−HERO ドグマガイ》に対しては、基本的には《トレード・イン》を優先したい。《混黒》は《サイバー・ヴァリー》で手札から除外してもコンボ始動できるが、《D−HERO ディスクガイ》は除外しても美味しくないため。 ただし《マジカル・エクスプロージョン》《D−HERO ドグマガイ》を1枚ずつ素引きしている…など、《D−HERO ドグマガイ》フィニッシュが見えている場合には序盤から《D−HERO ディスクガイ》を除外していくうま味も出る。 ○サーチ・サルベージ 《アームズ・ホール》 《魔法石の採掘》 《魔法再生》 《混沌の黒魔術師》 《増援》 《E・HERO エアーマン》 《サイバー・ヴァリー》 この中でも特に使われたのが《アームズ・ホール》。 蘇生札《早すぎた埋葬》と帰還札《D・D・R》の両者に実質無条件でアクセスできる、どころか墓地肥やしのおまけまで付いてくるぶっ壊れ札。 もちろん《神剣ーフェニックスブレード》がいつまでたっても落ちない場合にサーチもできる。 《増援》はディスクガイとエアーマンが対象。 アムホの都合上、サーチ対象は基本的にはディスクガイ。手札から墓地なり除外なりを介してSSできる場合のみエアーマンと思っておけば良い。 推理ゲートで《D−HERO ディスクガイ》を引いてしまうと大外れなので、早めに使っておこう。 《サイバー・ヴァリー》はドロー効果の他に、墓地のカードをデッキトップに置く効果もある。 通常のデッキでは隠された効果扱いされることもある影の薄い効果だが、引き切り型のこのデッキにおいては「墓地に落ちた《マジカル・エクスプロージョン》を回収する」超重要効果となる。 他にも「混黒、クライスなどを手札から直接除外してコンボ始動」とか「最後の手札整理時に伏せられないモンスターを消す」とか色々便利な効果。 《魔法石の採掘》は通常デッキでは手札コストが重すぎて話にならないのだが、引切型コンボデッキの【ドグマブレード】では八面六臂。 《マジカル・エクスプロージョン》発動のための手札調整に便利なのはもちろん、場合によっては墓地が肥えていない最序盤から手札コスト目当てで無理やり発動することも。 現代遊戯王以上に、手札コストはアド損であると同時にアドでもある。 ○モンスター展開 《名推理》 《モンスターゲート》 《早すぎた埋葬》 《死者蘇生》 《次元融合》 《D・D・R》 名推理やモンスターゲートは大量の魔法カードやフェニックスブレードを墓地に落とすのにも有利に働く。 各種蘇生・帰還カードを使用し、デッキを高速で回転させていく。 早すぎた埋葬や次元融合を連打していると気づいたらLPが尽きていることもあり、とくに無限ドローを主軸にしたい場合には《魔力倹約術》をピン挿ししておくと良い。 蘇生時《強欲な壺》モンスターには《光帝クライス》と《D-HERO ディスクガイ》の2種が存在するが、《早すぎた埋葬》再利用の都合上、基本的には《光帝クライス》を蘇生すると良い。 《サイバー・ヴァリー》や《ハリケーン》を絡めた動きができる場合は《D-HERO ディスクガイ》蘇生のほうが良い場合もあるが… ○ダメージソース 《マジカル・エクスプロージョン》 《D−HERO ドグマガイ》 エンドカードはマジカル・エクスプロージョン。 《D−HERO ドグマガイ》も4000取れるカードであり、「《マジカル・エクスプロージョン》*2」か「《マジカル・エクスプロージョン》+《D−HERO ドグマガイ》」でワンキルが基本形。 ちなみに《マジカル・エクスプロージョン》+《D−HERO ドグマガイ》の布陣の場合は、ドローフェイズに《サイクロン》を食らってしまうとワンキル失敗。 とはいえ採用モンスターは当時としては打点が高く、特に《D−HERO ドグマガイ》のATK3400は破格。 ドローサイクやら単に回らなかったやらでワンキルに失敗しても、並のデッキ相手なら普通に殴り勝てる可能性が残るのも強み。 また、このおかげで後攻スタートでも(当時のデッキ程度の制圧力なら)ふつうに返せる目も残る。 後の【イグナイト1kill】や【ノーデン1kill】と違い、先攻1killデッキではあるが「先攻を取らなければ厳しい」というわけでもない。ミラーマッチでさえなければ。それにどっちみちサイチェンで死ぬんだけど ジャンクブレードの場合は基本的な所はあまり変わらないが主に光の援軍やソーラーエクスチェンジで墓地肥しを行う。 ディスクガイが禁止になっており改定によりサイバー・ヴァリーが使いにくいためクライスターボのギミックを中心に回していく。 十分に墓地が肥えたらジャンクコレクターを特殊召喚し効果によって異次元からの帰還を除外し自身と他のジャンクコレクターを帰還させトドメと言った流れになる。 マジカル・エクスプロージョンを素引きしている場合に墓地に魔法カードが20枚以上だと、 1.ジャンクコレクターをフィールドに出しマジカル・エクスプロージョンをセットしてエンド 2.相手のスタンバイフェイズにセットされたマジカル・エクスプロージョンを発動 3.処理終了後に墓地に置かれたマジカル・エクスプロージョンを除外しジャンクコレクターの効果を発動 でワンターンキルとなる。 なのでマジカル・エクスプロージョンは2枚でも十分だったりする。 しかしマジカル・エクスプロージョンが二枚あれば出せた大火力も1枚では8000の初期ライフを削り切るには心もとない。 1killを成立させるためには残骸爆破などを併用するか闇の仮面などを利用して回収する必要があるが、デッキ40枚全てがキーカードと言われるこのデッキでは余分なカードを投入することはコンボの成功率を著しく下げる諸刃の剣でもあるのだ。 デッキの基幹パーツたるマジカル・エクスプロージョンの失脚をもってこの形式のデッキは廃れ、姿を変え形を変え環境を荒らしに荒らした極悪デッキは遊戯王OCGの歴史の闇へと消えていった…はずだった。 2010年。ドクマブレード界は核の炎に包まれた。 ダメージソースは枯れ、デッキコンセプトは崩壊し、全てのコンボカードは死滅したかに思われた。 だが… マジカル・エクスプロージョン1killは 死滅していなかった!!!! 詳しくはマジカル・エクスプロージョン(遊戯王)の項目を参照のこと。 ■欠点 大きく分けて三つ挙げられる。 一つ目が、動かすのが非常に難しいこと。 このデッキはループコンボを回転の主軸としているのは確かだが、本質的には所謂チェインコンボデッキなので安定した手順を毎回構築できるわけではない。 手札、デッキ、フィールド、墓地、除外ゾーンをフルに利用する必要があるため、何も考えずに動かしていては途中でウンともスンとも言わなくなる。 後の【インフェルニティ】や【ドラゴンリンク】などに通づるところもあるが、こちらはカード毎の課せられた制約が少ない点で自由(フリーダム)度が高く、高度な経験と判断力が要求される。 とはいえ、自由度の高さは柔軟性にも繋がる(=最適解ではない動きをしても回り続ける)為、 他のコンボデッキに比べて【ドグマブレード】の方が難しいとも言い切れない。 その点は同じ先攻1キルであったMoMaやサニー・サイド・アップが抱える宿命とも言える。 初見だとデッキレシピみても紙束にしか見えないぐらい何がしたいかわからないデッキにも見えない事もない。 後、ソリティア系の1ターンキルデッキの宿命として後攻だとやられる妨害の種類が増えるため成功率が落ちる。 もっともその弱点すら克服した【マジエク帝】という魔物が後に出現することとなるのだが… 二つ目が、対人戦(相手とのコミュニケーション)というTCGの概念を崩壊させてしまう点。 全盛期にはドグマブレードを使わないプレイヤーからは大いに批判されていた。 尤も、これは先攻1キルデッキ全般にあてはまる事なのでドグマブレードに限った話ではないが、当時は手札誘発がほぼ存在しなかったため、昨今の【シンクロダーク】や【未界域】の比ではないレベルで壁とやってろ状態であった。 現代では手札誘発さえもケアしてくる全盛期の【植物リンク】や【ドラゴンリンク】の方が嫌われるだろうが…… 三つ目が、デッキを組むと非常に高額であったこと。 プロモカードのアームズ・ホール、ディスクガイ、エアーマン、クライス等に加え、 そしてパックの高レアである混沌の黒魔術師、ドグマガイ、デステニー・ドロー、サイバー・ヴァリー、次元融合……等々。 よって実際にこのデッキを組める人はあまり居なかったらしい。 というかこれらのカードを売り捌くために規制しなかったという噂も……汚いなさすがコナミきたない しかし、現在ではキーカードだった次元融合、マジエク、フェニックスブレードが禁止指定、混沌の黒魔術師、ディスクガイはエラッタにより緩和されたものの弱体化されたせいでキーカードとしての価値を失い、デッキとしては完全に崩壊している。 更にアームズ・ホール、エアーマンは度重なる再録によって価格が暴落するなど、今まで入手困難だったカードが軒並み不要になったか手に入りやすくなったため、かつてに比べれば幾分か組みやすくなっている(大会では使えないが)。 なお、マジエク規制前は【マジエク帝】はこれらのカードが安くなるか不要になったこと、キーカードの殆どがストラクに入っているため、下手したら「ストラク3箱+バラ売りカード+α」で組めてしまうそれなりに安いデッキとして結果を残した。 ■対策 当時可能であった有用な対策 としては、相手ターンに手札から相手を妨害できる《D.D.クロウ》や《ハネクリボー LV9》。 またマジカル・エクスプロージョンに対して手札からカウンター可能な速攻魔法の《痛恨の呪術》《防御輪》。 先攻さえ取れれば要所で妨害可能な《サイクロン》《神の宣告》といったカード。 凶悪なデッキなのだが、大会ではサイドデッキからメタられたため、 凶悪な先攻ワンキル率と高い知名度に反して成果はそれほど挙げられてない 。 1発勝負の野良デュエルでは滅茶苦茶強いが、マッチ戦ともなると相手は対策取り放題で、こちらはデッキ全てがコンボパーツなため2戦目以降極端に弱くなると言うのは多くの1ターンキルデッキに共通する点である。まあそうならないとこんなことになっちゃうし。 ぶっちゃけるとサーチ、特殊召喚、ドローを駆使するデッキなので当時の汎用メタカードを適当にぶち込むだけでも勝手に対策できてたりする。 これは日本国内における【ノーデンワンキル】などにも通じる物がある。 カードの選択次第では特化した対策も取れるが、汎用性が犠牲になるため難しいところ。 ■余談 遊戯王タッグフォースでは、3のエドが禁止制限無視デッキでこれを使ってくる。 ただCPUの残念思考では動かすのが難しいこのデッキは当然使える訳がなくむしろカモ。 デッキ40枚全てがコンボパーツのため、ドグマブレードとその派生デッキは遊戯王のデッキの中でも最も美しいデッキとも言われる。 デッキを回しているだけで相当な時間を潰せるので一人回しデッキとしてもオススメ。 そして2017年、有志によってまさかの ドグマブレードのみが使える非公認大会・ドグマブレードトーナメント が開催された。 禁止・制限リストも当時のままだったので全盛期のドグマブレード同士がしのぎを削るという壮絶な大会となったようで、 当然ながら入賞者は全員【ドグマブレード】だった模様。 さらに【ドグマブレード】を回すためだけのサイトである「ドグマブレードシミュレータ」なるものまで誕生した。 先攻1キルを決めるというルールでドグマブレードを回すものであり、墓地に落ちたカードによって名推理で宣言される数字が変わるという芸コマっぷり。 脳トレやパズルのような、本物の「ソリティア」になった瞬間である。Twitterのトレンドに入り、当時のプレイヤーが懐かしむというインターネット老人会が繰り広げられた。 このシミュレータを動かして「魔力倹約術いらなくない?」という意見を述べた人に、ドグマブレードトーナメントの主催者が懇切丁寧にカードの採用理念を語るのほほんとした一幕も見られた。 回してるの先攻1キルデッキなんですけどね。 あの頃を思い出しながら、追記・修正をお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] じゃんけんの件はネクロディスクを彷彿とさせるな… -- 名無しさん (2014-01-04 03 31 31) 酷いデッキ…とは思うんだけど最初にこのデッキを作ったやつはほんとにすごいと思う。一種の芸術品クラスだと思う -- 名無しさん (2014-02-19 14 07 55) ↑まさにパズル職人 -- 名無しさん (2014-02-19 14 37 22) ↑パズル職人とか、どこぞの青い悪魔じゃないんだから…(相手のターンに、相手の攻撃で勝ちながら) -- 名無しさん (2014-02-21 15 02 32) デッキパーツに無駄が無い。考案者の構築能力の高さを感じる。でも許さない。 -- 名無しさん (2014-07-01 06 36 25) 場に出す気が無いドグマガイをデッキ名に使ってるのが気に食わん。 -- 名無しさん (2014-07-01 13 17 24) ↑出せない訳じゃないけどな。ディスクガイと混黒とクライスを種にすれば出る。実質4枚目以降のマジエクだと思えばいいんじゃね。 -- 名無しさん (2014-07-01 20 12 42) 相手した人にはとことん嫌われてるけど、このデッキ作った人は間違いなく天才だわ -- 名無しさん (2014-08-15 17 40 17) ↑3 デッキ名はドグマブレードだけど、実態は大分違うからな。《サイバー・ヴァリー》《混沌の黒魔術師》《次元融合》のループコンボが肝で、それをそろえる手段が推理ゲートのギミック。そして、推理ゲートによるディスアドバンテージをカバーするのがエアブレードのギミックってわけ。 -- 名無しさん (2014-08-15 17 47 47) 成功率が高いのに動かすのが非常に難しいってどういうことなの -- 名無しさん (2014-09-23 03 24 40) スーパー1「ファッ!!?」 -- 名無しさん (2014-09-23 09 43 20) ↑2 どの手札からでもコンボを繋げてほぼ間違いなく勝てるが、途中で手順をミスればそこで止まる。 常に墓地や手札とかに気を配らないと回せない玄人向けなコンボデッキだからね。 -- 名無しさん (2014-09-23 10 00 19) ↑3 他のデッキと違ってどうやって回すか墓地と手札の状況で変わってくるせいで、こうすれば確実に回って1キルできるっていう方法があるデッキじゃないから。ただ作って回せば勝てるデッキではないのは確か。 -- 名無しさん (2015-01-08 06 59 32) サニーサイドアップで先攻1キルとかブラックロータス複数枚とか使わないと無理じゃないですかね…? -- 名無しさん (2015-02-23 15 53 41) 最初にこのデッキを作った人はすごいと思うよね。デッキへの愛が感じられる -- 名無しさん (2015-04-02 15 44 07) ↑そのデッキ愛に多くの人が犠牲になり、回し損ねたプレイヤーにも問答無用で敗北に陥れる。愛が重すぎるよ… -- 名無しさん (2015-04-30 03 05 43) 「次元融合ね~よ~アムホね~よ~」で、次元融合無しで1キルするためにハリケーンで早埋DDR回収して早埋でディスククライスをDDRで混黒呼びハリケーン回収とか言うアホなデッキで遊んでいた思い出 -- 名無しさん (2015-08-22 21 29 49) 勘違いするな、ドグマブレードは未だ生きているのだ… -- 名無しさん (2015-09-24 04 58 32) 確か今はペンデュラムブレードだっけ? -- 名無しさん (2015-10-17 19 28 21) マ ジ エ ク 帝(すでに死にました) -- 名無しさん (2016-03-17 23 31 21) カードゲームって結局自由度が一番の売りだからこういう「完成された」戦術が生まれちゃったらその時点で終わりも同然。禁止・制限はホントに大事 -- 名無しさん (2016-03-17 23 51 15) ↑完成→禁止→誕生→完成…美しいサイクルじゃあないか。 …どこぞのクソ竜共はバックストーリーからしてそういうサイクルの中で生きていたんだったか。 -- 名無しさん (2016-03-18 00 12 09) ブーギートラップとか言うマジエクで使えと言わんばかりのカードよ… -- 名無しさん (2017-04-17 21 35 03) なんか「マジカル・エクスプロージョン」の項目が無いからってマジエク1キルをここに追記していくから、どんどん内容が「ドグマブレード」から離れていくよね… -- 名無しさん (2017-05-21 09 33 43) ↑よかれと思ってマジエクの項目へ分離しておいたぜ! -- 名無しさん (2018-03-06 16 04 34) マジエクで勝負を決めるデッキなのにデッキ名にマジエク入らないのは理解できない -- 名無しさん (2020-02-09 14 41 33) ↑前身が【エアーブレード】(エアーマンのサーチで戦線維持しつつ神剣で戦士族除外→次元融合で戻して一斉攻撃)だからね。【アーチャーブレード】と同じく【エアーブレード】の派生のつもりだったんじゃろ。 -- 名無しさん (2020-02-09 14 52 23) なんだかんだ1キルを成立させるためにはかなり頭を使うので1人で脳トレするにはかなり良いデッキ -- 名無しさん (2020-07-03 15 17 56) ぶっちゃけ成功8割もないと思うし(5割くらい)妨害もしやすいけど普通に戦っても強いからよいデッキだよな -- 名無しさん (2022-01-12 21 29 30) シミュレータで回して見たけどかなり難しいな。というか、マジカルエクスプロージョンを手札に加えるのがきつい。 -- 名無しさん (2022-01-17 18 46 54) ワンピースでいうロックス海賊団、BLEACHでいう零番隊、ドラゴンボールでいう大神官 そこらへんの強さと美しさと許されなさがあるよな。 -- 名無しさん (2022-04-14 14 28 23) 名前 コメント
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変更後効果 このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、「インフェルニティ・リベンジャー」以外の自分フィールド上のモンスターが相手モンスターとの戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、このカードを墓地から特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したこのカードは、その戦闘によって破壊された自分のモンスターの元々のレベルと同じレベルになる。 強化度 (元の効果と比較してどのくらい強化・弱化したか) 、C(変わらない) 評価 (2倍遊戯王カード全体での位置づけ) A(超強い)、B(強い)、C(平均的)、D(弱い)、E(超弱い)の5段階評価 考察
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遊戯王/デッキ/シンクロアンデット 【使い方】 「ゾンビキャリア」を展開・蘇生させ、シンクロ召喚を繰り返す。 【戦術・コンボ】 それぞれのカードが絡み合うデッキなので幾通りにも及ぶ。 【主要カード】 「ゾンビキャリア」 闇属性・★2・ATK400/DEF200 【アンデット族・チューナー】手札を1枚デッキの一番上に戻して発動する。墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。 この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。 サーチ・展開共に容易なデッキのキーモンスター。 「終末の騎士」で墓地に送り、特殊召喚すれば即シンクロ召喚。 手札・墓地にある場合は「ゾンビ・マスター」から特殊召喚しシンクロ。 「ゴブリンゾンビ」とシンクロし、「ゴブリンゾンビ」の効果を発動→2体目以降の「ゾンビキャリア」を手札に…等、幾らでも応用できる非凡さ。 「ゾンビ・マスター」 闇属性・★4・ATK1800/DEF0 【アンデット族・効果】このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、手札のモンスターカード1枚を墓地に送る事で、 自分または相手の墓地に存在するレベル4以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。この効果は1ターンに1度しか使用できない。 「ゾンビキャリア」とのシンクロ後に「馬頭鬼」「生者の書-禁断の呪術」等で蘇生させれば再度効果を使用できる。 「ピラミッド・タートル」「ゴブリンゾンビ」から「ゾンビキャリア」かこのカードのどちらを展開するか悩まされる事多々。 「ゴブリンゾンビ」 闇属性・★4・ATK1100/DEF1050 【アンデット族・効果】このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手はデッキの一番上のカードを墓地へ送る。 このカードがフィールド上から墓地に送られた時、自分のデッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を選択し、お互いに確認して手札に加える。その後デッキをシャッフルする。 「ゾンビキャリア」とシンクロさせる事で、サーチ効果が発動しアドバンテージを失わずに済む。 「馬頭鬼(めずき)」 地属性・★4・ATK1700/DEF800 【アンデット族・効果】墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。 「異次元からの埋葬」で使い回せば、モンスターカードゾーンは即埋まる。 「生還の宝札」 永続魔法 【効果】自分の墓地からモンスターがフィールド上に特殊召喚された時、デッキからカードを1枚ドローする事ができる。 「ゾンビキャリア」の蘇生効果をノーコストにでき、「ゾンビ・マスター」最大の相棒。1枚出ているだけで逆転の火種となり得る。 「異次元からの埋葬」 速攻魔法 【効果】ゲームから除外されているモンスターカードを3枚まで選択し、そのカードを墓地に戻す。 「馬頭鬼」「ゾンビキャリア」を再度利用できる除外対策。 「ダーク・アームド・ドラゴン」とも組み合わせる事ができるので複数枚投入しても問題ない。 ■罠カード故に採用を敬遠しがちだが「異次元からの帰還」も有効。 「馬頭鬼」「ゾンビキャリア」、「ダーク・アームド・ドラゴン」の効果で除外されたモンスターを展開し「ゾンビキャリア」でシンクロすれば再び効果の使用機会を得られる。 ■シンクロモンスターは「馬頭鬼」「ゾンビ・マスター」「ゴブリンゾンビ」等、主要下級アンデットはレベル4が多いため、レベル6を特殊召喚する機会が多い。 「氷結界の龍 ブリューナク」は「ダーク・アームド・ドラゴン」の特殊召喚条件クリア、手札の「馬頭鬼」を墓地送りにしつつフィールドカードのバウンス。 「蘇りし魔王 ハ・デス」は「馬頭鬼」「生者の書-禁断の呪術」で墓地蘇生が可能。 またレベル6シンクロモンスターと「ゾンビキャリア」によってレベル8を特殊召喚する機会も度々生まれるため、「スターダスト・ドラゴン」「レッド・デーモンズ・ドラゴン」「ダークエンド・ドラゴン」等も用意。 「ヴァンパイア・ロード」を採用すればレベル7の「ブラック・ローズ・ドラゴン」も出せるようになる。 【デッキ:40枚】 【 モンスター(21)】 「ゾンビ・マスター」×3 「馬頭鬼」×3 「ゴブリンゾンビ」×3 「ゾンビキャリア」×3 「ピラミッド・タートル」×2 「ヴァンパイア・ロード」×2 「魂を削る死霊」×1 「終末の騎士」×2 「ダーク・アームド・ドラゴン」×2 【 魔法(10)】 「生還の宝札」×2 「生者の書-禁断の呪術-」×3 「死者蘇生」×1 「異次元からの埋葬」×1 「サイクロン」×1 「ライトニング・ボルテックス」×1 「大嵐」×1 【 罠(9) 】 「神の宣告」×3 「聖なるバリア-ミラーフォース-」×1 「激流葬」×1 「砂塵の大竜巻」×3 「闇次元の解放」×1 初出構築日:2008/09/17 『遊戯王』へ
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登録日:2009/10/07 (水) 23 39 49 更新日:2023/11/24 Fri 18 36 47NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 イケメン カウンター罠 ドロー パーシアス 光属性 天使族 天空の聖域 貫通 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 馬 「パーシアス」とは、遊戯王OCGで登場したカード群である。 Mythological Age -蘇りし魂-で登場した「天空騎士 パーシアス」を始めとする天使族モンスターで構成される。 天空騎士(エンジェルナイト)パーシアス 星5/光属性/天使族/攻1900/守1400 守備表示モンスター攻撃時、その守備力を攻撃力が越えていれば、 その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。 また、このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、 自分はカードを1枚ドローする。 Mythological Age -蘇りし魂-で登場した天使族モンスター。 貫通効果、ドロー効果を合わせ持ち安定した性能を誇る。 欠点は 星5なのでリリースが必要 攻撃力1900とレベルの割に低い が、挙げられる。 召喚はコーリング・ノヴァ、低い攻撃力はオネストでカバー出来る。 良く天使族デッキに採用されている姿が見られ、ヴァルハラデッキやパーミッションデッキなどで活躍している。 そして、派生カードも増えているモンスターでもある。 筆者としては、某真紅眼ぐらいの変化をして欲しいものだ。 また、名前のパーシアスはギリシア神話に登場する半神の英雄ペルセウスの英語読みである。 アニメ版では、遊戯と対戦したデュエルコンピューターが使用。 エンジェルナイトではなく、天空騎士と呼ばれた。 ちなみに、この時のデュエルコンピューターは暴走させられており、 首謀者のジークフリードはパーシアスと同じ天使族のワルキューレデッキを使う。 コーリング・ノヴァ 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1400/守 800 (1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。 デッキから攻撃力1500以下の天使族・光属性モンスター1体を特殊召喚する。 フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、代わりに「天空騎士パーシアス」1体を特殊召喚できる。 そのまま使うと天使族縛りが守備表示でも出せるようになったシャインエンジェルといったところ。 種族統一デッキならシャインエンジェルよりも使えるが、その真価は「天空の聖域」があれば上級モンスターのパーシアスを直接リクルートできることにある。 攻撃力1500以下と同じような感覚でリクルートでき、下記の上位種もこれにより使いやすくなる。 天空勇士(エンジェルブレイブ)ネオパーシアス 星7/光属性/天使族/攻2300/守2000 このカードは自分フィールド上の「天空騎士パーシアス」1体を 生け贄に捧げる事で特殊召喚する事ができる。 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 また、このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、 自分のデッキからカードを1枚ドローする。 フィールド上に「天空の聖域」が存在し、自分のライフポイントが相手のライフポイントを超えている場合、その数値だけこのカードの攻撃力・守備力がアップする。 ストラクチャーデッキ―閃光の波動―で登場したモンスター。 パーシアスから特殊召喚出来る効果、聖域発動下でライフ差分だけ攻守が上がる効果を手に入れた。 聖域発動下で殴るだけでも攻撃力が上がるので、上手く扱えばとんでもない攻撃力に化ける。 聖域の力を得たその姿は、光神機を連想させる結晶天使のようになった。 ダーク・パーシアス 星5/闇属性/天使族/攻1900/守1400 このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、自分の墓地に存在する闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、自分のデッキからカードを1枚ドローする。 このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する 闇属性モンスターの数×100ポイントアップする。 EXTRA PACKに登場した闇に堕ちた天空騎士。 貫通効果が無くなった代わりに攻撃力が上がる効果を手に入れた。 正直、いらない子。 神聖騎士(ホーリーナイト)パーシアス シンクロモンスター 星8/光属性/天使族/攻2600/守2100 チューナー+チューナー以外の光属性モンスター1体以上 1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在する モンスター1体の表示形式を変更する事ができる。 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。 EXTRA PACK Volume 2で登場した、最近流行りのシンクロを取り入れたアメリカ帰りのパーシアス。 ネオパーシアスに近い姿だが、パーシアスの原型は留めているようだ。 ドロー効果を失い、相手モンスターの表示形式を変える効果を手に入れた。 これにより攻守のどちらかが2600以下なら戦闘破壊する事が出来るようになった。 ユベルを守備にしてサンドバッグにしたり、ゴヨウを守備にしてゴヨウし返したり出来る。 天空騎士パーシアスからメンタルカウンセラー・リリーでシンクロし、リリーの効果で攻撃力を上げて攻撃するのが筆者的に一番美しい流れ。 それから16年後、パーシアスは更なる力を手にする。 天空聖騎士(エンジェルパラディン)アークパーシアス 効果モンスター 星9/光属性/天使族/攻2800/守2300 (1):このカードが手札・墓地に存在し、自分がカウンター罠カードを発動した場合、または自分がモンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にした場合、自分の手札・フィールド・墓地からこのカード以外の天使族モンスター2体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。 (2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、の守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 (3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。デッキから「パーシアス」カードまたはカウンター罠カード1枚を手札に加える。 ストラクチャーデッキR−神光の波動−で登場する、パーシアスの更なる姿。 ネオパーシアスに比べて攻撃力の上昇が無くなり、シンクロパーシアスのような表示形式の変更もなく、戦闘面では突破力にやや不安を残す。 しかし、攻撃を通す度にカウンター罠を手札に加えられるため、加えたターンのメインフェイズ2に伏せて相手を牽制する事ができる。 パーシアスの神域 永続魔法 (1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「天空の聖域」として扱う。 (2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの天使族モンスターの攻撃力・守備力は300アップし、フィールドにセットされた魔法・罠カードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。 (3):1ターンに1度、自分の墓地の天使族モンスター及びカウンター罠カードの中から、合計3枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのカードを好きな順番でデッキの上に戻す。 同ストラクチャーデッキに登場する永続魔法。 輪廻のパーシアス カウンター罠 (1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、 手札のカウンター罠カード1枚を相手に見せ、手札を1枚捨て、1000LPを払って発動できる。 その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。 その後、デッキ・EXデッキから「パーシアス」モンスター1体を選んで特殊召喚できる。 同ストラクチャーデッキに登場するカウンター罠。 幅広く無効化できる反面、デメリットが恐ろしいほど重く、手札1枚の公開、手札1枚コスト、ライフ1000コストと他に類を見ない重コスト。 一応、収録先にはペンデュラム効果で手札コストとライフコストを踏み倒す解放のアリアドネも再録がされるため、アリアドネとの併用を見越したコストと思われる(この解放のアリアドネもカウンター罠に関連する天使族モンスターである)。 しかし、この手のカードでは珍しいデッキバウンスであり、他のカウンター罠に比べて再利用させにくい。 おまけにデッキまたはエクストラデッキのパーシアスがフィールドに出てくる素敵仕様。強いて言えばシンクロパーシアスとの相性が微妙なとこか。 その他類似カード H・C 強襲のハルベルト (1):相手フィールドにモンスターが存在し、 自分フィールドにモンスターが存在しない場合、 このカードは手札から特殊召喚できる。 (2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 (3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。 デッキから「ヒロイック」カード1枚を手札に加える。 攻撃力が100下がった割に軽くて使い勝手が良くなったパーシアスのような能力。 正直単体性能では敵わないので、現在のパーシアスは専用デッキでの使用が前提となっている。 ここまで紹介した専用カードやオネストをはじめとする光属性・天使族サポートを上手く活かしたい。 地獄将軍(ヘルジェネラル)・メフィスト 効果モンスター 星5/闇属性/悪魔族/攻1800/守 1700 このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手に戦闘ダメージを与える。 相手に戦闘ダメージを与えた時、相手の手札からカードを1枚ランダムに捨てる。 光→闇、天使→悪魔、ドロー→ハンデスとパーシアスと対になる存在。 だが攻撃力の差やハンデスよりドローの方が安定してメリットをもたらすことからパーシアスの引き立て役感が強い。 使うなら展開を補助する悪魔族サポートが重要であり、当然ながらパーシアスと併用するのには向いていない。 ――追記、修正などあればお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 一時期こいつが必須カードだった時があったな。確かカオス全盛期。 -- 名無しさん (2014-04-13 22 26 24) ダグラの剣を装備させるのがお気に入り -- 名無しさん (2014-11-01 11 33 58) 確かに優秀ではあるが、攻撃を通さないとアドが取れないために帝をはじめとした後続のカードに駆逐されてしまった -- 名無しさん (2015-05-12 01 47 20) 今や下級でサイドラ効果まで備えたハルベルトがいるからオワコンすぎる -- 名無しさん (2016-03-05 19 22 23) ↑ネオの方は個人的にまだまだ使える方だと思ってるんだが、どうなんだろうか -- 名無しさん (2016-03-05 19 28 20) パーシアスの天空と泉の関係って。いったい? -- 名無しさん (2018-07-22 19 30 23) 名前 コメント
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登録日:2021/09/13 Mon 18 44 54 更新日:2024/05/15 Wed 17 19 12NEW! 所要時間:約 37 分で読めます ▽タグ一覧 TCG TCG用語 ウルトラレア カスレア シークレットレア スーパーレア ハズレア 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG用語項目 本項目では『遊戯王OCG』におけるカスレアについて解説する。 現状遊戯王界隈ではハズレアと呼ばれる事の方が圧倒的に多い(*1)が、ここでは便宜上カスレアと呼称するものとする。 ハズレ脱却を果たしたものは元カスレアを参照のこと。 概要 OCGにおいても弱い(使いづらい)レアカードは存在する。 OCGでは全く使い道の無いカードは少ないものの、採用率や需要(シングル価格)の面ではどうしても差が出てくる。 なお、初期のカードや高レアリティのカードに関しては、コレクターからの需要があり、 美品であれば それなりの値が付く事もある。 従ってシングル価格だけを見れば、一概にカスレアとは呼べないカードもあるが、当頁ではあくまでも当時の評価を基準に紹介する。 漫画やアニメ出身のカードを無理やりカード化した結果、弱体化を喰らった場合はカスレア扱いされやすい。 展開の関係上、リアルに再現するのが難しい状況のみを指定したり条件の割にリターンが少なかったりするカードが登場することもあり、それらもカスレアになりがち。 アニメでカッコよくフィニッシャーを飾ったカードも冷静に考えてみると、普通は想定しないような限定的な状況をメタってたご都合カードでしかないパターンも多かったりする。 また、主人公及びアニメの主要人物のカードはレアリティ面において優遇される傾向があり、綺麗に光っている割に酷い効果のカードもある。 なお、他のTCGよりプロモカードが多く(大抵ウルトラレア仕様になる)、意図的にデメリットしかない効果にされたカードも多いノーマルレア、ブースターSP等の番外パックや、通常パックに必ず入ってる字レアを含めると微妙なカードは膨大な数になる。 大抵に1パックに1枚入っている字レアはカスレアと言う程失望感の大きいものとも言い難いのでスーパーレア以上のカードを記述する。 通常パックのスーパーレアは、第9期の「クラッシュ・オブ・リベリオン」で封入率が見直されるまでは上位であるはずのウルトラレア以上に狙ったカードを引き当てにくい問題があった(*2)。 さらにウルトラレアに充てられるカードはテーマデッキの切り札や主にファンデッキで愛用される大型モンスターといったカードが多いのに対し、スーパーレアには切り札ではないがデッキの潤滑剤やキーカードとなるような下級モンスターや魔法・罠カードが充てられる事が多い。 これは、前者は採用するなら1枚でもいいが、後者はデッキに複数枚必要で(ものによってはフル投入する場合も)あるため、単純に考えても2~3倍以上の需要がある事を意味する。 加えて、上記の通りアニメで活躍したカードはより高レアリティになりやすいため、OCGオリジナルの汎用カードはどれだけカードパワーや需要が高くてもウルトラレアにならずスーパーレア止まりとなる事も多い。 結果、デュエリストたちから強い注目を集めていた当時のスーパーレアカードは、より上位のレアリティ以上に花形と言える存在だったのである。 現在は仕様の変更で1箱内におけるスーパーレアカードの封入枚数とウルトラレアカードの種類が増加し設定通りの入手難度になっており、上記の問題は解消されている。 一例 通常弾 〇《陽気な葬儀屋》 遊戯王OCG黎明期に出たカスレアの最古参。自分の手札を3枚まで捨てられる。 「暗黒界もいない頃になんだこのカード?」と思うだろうが、当時はモンスターを捨てて《死者蘇生》で復活させる「捨て蘇生」が流行りだったのでそのコンボを意識したカードだと思われる。 実際当時の書籍ではそのように発動するコンボが紹介されていた。 しかし既に《天使の施し》があった上に同パック同レアリティで《死者への手向け》も登場し、わざわざこのカードを使わずとも手札を捨てる機会は十二分にあった。 つまり当時からこのカードは完全な蛇足。遊戯王にカスレアを誕生させた記念すべきカードである。葬儀屋なのに。 ちなみにウルトラレアなので仕様違いのパラレルレアまである。 このカード独自の活用法としては《精霊の鏡》でこのカードの効果を相手に移し変えてハンデスするコンボが挙げられる。 しかし、捨てる手札は3枚までなので相手は最小限の1枚を捨てて2:1交換。手間やリスクを考えると全く割に合わない。 ちなみに超最初期、黎明期には一種の強カードとして扱われていた事もある。 かの《黒き森のウィッチ》と《クリッター》が、墓地に送られればどこから移動したかを問わずに能力が誘発していた時代があったのだ。 つまり《天使の施し》やこのカードで手札から捨てまくれば「エクゾディア」が揃う。恐怖の時代である。 ドローできない代わりに3枚捨てられるため、《強欲な壺》などで増やした手札から一気に3枚サーチなんて芸当も出来た。 しかし、ウィクリのエラッタによりこの戦術は消滅する事となった。 〇《スロットマシーンAM-7》 ノーマルカードに禁止クラスが多数入っている「Magic Ruler」に収録されたバンデッド・キースのモンスター。 原作では専用サポートカードもあって活躍してたが、OCGではただの通常モンスター。 しかも星7で生け贄2体必要なのに攻撃力2000/守備力2300という貧弱っぷり。 当時既に星6で攻撃力2500の《デーモンの召喚》が登場しているので当然このカードが使われる事は無かった。 そしてこんなステータスなのに初収録当時のレアリティはなんとウルトラレア。この妙に高いレアリティ設定は城之内戦の終盤で印象に残る使われ方をしたからだろうか。 当時《サクリファイス》や 《六芒星の呪縛》狙いでこれを引いた時の絶望感は半端なかっただろう。 更に同じ機械族星7通常モンスターでも先に出たノーマルの《TM-1ランチャースパイダー》よりステータスが劣っているのでどうしようもない。 案の定、再録時にはノーマルに大幅格下げされ、最終的には絶版となった。 〇《寄生虫パラサイド》 お馴染みインセクター羽蛾の使った昆虫族モンスターの1体。 リバースで相手のデッキに表側表示で潜り込み、ドローされた瞬間に相手の場に特殊召喚。 その後1000ダメージを与えて相手の場のモンスターを昆虫族にするのだが……。 詳しくは項目にて。 〇《女邪神ヌヴィア》 OCG第2期という遊戯王OCGの人気に火がついた頃に現れ、カスレアという存在を広く認知させた一枚。 普通に召喚すると自壊するという驚愕のウルトラレアカード。 原作では星4で攻撃力2000でノーデメリットと当時の下級モンスターとしては明らかにオーバースペックで弱体化されるのも仕方がなかったのだが、追加されたデメリットが大きすぎた。 自壊のインパクトから触れられる事は少ないが、弱体化効果も無視するには大きすぎるデメリットである。 相手の場にモンスターが1体でもいれば攻撃力が下がり、当時の主力下級モンスター《ブラッド・ヴォルス》などの数値である1900ラインを下回ってしまうのだ。 リスクは負うが主力アタッカーを突破できる、というのがデメリットアタッカーの利点なのだが、それを持たないこのカードをアタッカーとして採用するのは当時の目線で見ても難しいだろう。 挙句の果てには、アニメでは原作で登場した場面では別のモンスターに差し替えられている。辛うじてOPには出演できたものの…。 一応、現在は《エンペラー・オーダー》などとのコンボに使用できなくもないが、それでも扱いの難しさは否めない。 詳しくは項目にて。 〇《生贄の抱く爆弾》 生け贄召喚(アドバンス召喚)されたモンスターの攻撃時にしか使えない代わりにバーン効果が付いた《聖なるバリア −ミラーフォース−》とでもいうべき罠カード。 原作ではイシズが使用して《オベリスクの巨神兵》を破壊しようとしたカード。オベリスクの爆破と共に敗北する海馬のビジョンを印象強く覚えている読者も多いのではないだろうか。 バーンダメージは《デス・メテオ》一発分と状況にもよるが原作より弱体化されている。しかし、それ以前の問題として発動条件があまりに限定されすぎており使いづらい。 しかも、当時最も採用率の高かった上級モンスターである《人造人間-サイコ・ショッカー》がいると発動できないという逆風に晒されていた。 加えて現在ではシンクロ・エクシーズ・リンク召喚が普及してしまい最早使い道はほぼ無いと言ってもいい。 同パックにバーン効果は無いが相手のステータスを問わず使える攻撃反応罠の《炸裂装甲》が存在し、当時のデュエリストたちがどちらを優先して採用していたかは言うまでもないだろう。 こんな散々なカードだが下記の《コストダウン》共々初収録の際のレアリティはなんとシークレットレア。 ちなみにデュエルリンクスでもUR(ウルトラレア)という高レアリティで収録されている。 そちらでは《青眼の白龍》や《ジャッジ・マン》などを真面目にアドバンス召喚する動きが多かった最初期に限れば活躍の機会は少なからずあった。 〇《コストダウン》 手札を1枚捨てて手札のモンスターのレベルを2つ下げる、上級モンスター召喚のサポートとなる魔法カード。 一見強そうに見えるが、1体のリリースを減らすためにカードを2枚使って手札のモンスターを展開することになるため手札を大量に消費してしまう。通称コストアップ。 実は対象が手札のモンスターではなく手札そのものなので、上級モンスターを大量に抱えていればその全てを下級モンスターのように扱える独自の強みは一応ある。 しかし、普通召喚権は1ターンに1度しかないのでこの強みを活かすのは難しく、召喚権を増やすために他のカードを併用するとこのカードの発動コストも合わさり手札消費が甚大に。 原作では手札コストが無かったので上級モンスターサポートとしてはそれなりに強かったのだが、OCG化の際に大きく弱体化して実用性までダウンさせてしまった。 OCGにおける手札の重要性を知る教材としては役立つ……かもしれない。 とはいえ効果自体は独特なので詰めデュエルなどでお呼びがかかる場合もあり、その役割でアニメ5D sに出演した事も。 また、映画『光のピラミッド』ではペガサスが《血の代償》とコンボし上級モンスターを何体も召喚することでデメリットをなるべく軽減させている。 一般的なデッキで使えば十分ハズレアの部類であり、さらにこの風評が知れ渡っているカードなのだが、まったく出番がなかったかというとそういうわけではない。 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が登場する前のドラゴン族は「使いたいカードに重いものが多い」という弱点があり、サポートは充実しているが非常にもっさりした動きのデッキだった。 そういったデッキでの《コストダウン》は「手札にだぶついているドラゴンを捨てて蘇生や《龍の鏡》への布石にしながら《カイザー・グライダー》や《タイラント・ドラゴン》などを安コストで展開する」という潤滑剤カードとして十分に役立った。 さらに《コストダウン》がデッキの方向性に合っていると分かると、デッキをさらに上級に寄せることで爆発力を上げるというアプローチもできるようになる。もちろん普通のデッキでは役に立たないのだが、特殊なデッキで微妙なカードが唯一無二の活躍をするというパターンはテーマデッキが弱かった当時から存在していたのである。 〇《邪悪なるバリア -ダーク・フォース-》 《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》と《混沌帝龍-終焉の使者-》を輩出した「混沌を制す者」にて登場したカード。開闢とはレアリティも同じ。 元ネタのミラフォ同様に相手の攻撃宣言時に発動するのだが、相手の守備表示モンスターを除外するというちぐはぐすぎる効果になっている。しかもその時攻撃を無効にすることはできない。 超重武者に刺さったり《皆既日蝕の書》等とのコンボで相手モンスターを全除外などは可能だが、イマイチ使いづらい。 因みに攻撃自体を止める事をできないのを反映してかイラストのバリアも良く見るとヒビが入っている。 〇《暗黒恐獣》 マイナー種族にスポットを当てた「暗黒の侵略者」で登場した恐竜族初の最上級モンスター。「ブラック・ティラノ」と読む。 元祖「恐獣」モンスターであり、相手フィールドに守備表示モンスターしか存在しない場合相手への直接攻撃が可能になる効果を持つ。 コンセプトとしては「守備モンスターで固めてる相手にこいつでダイレクト食らわしてやるぜ」といったものなのだろう。 しかし、テキストには「相手モンスターゾーン」ではなく「相手フィールド」に守備表示モンスターしか存在しない場合と記されている。 その結果適当な魔法・罠が出ているだけで直接攻撃は不可能になってしまうというテキストの不備を疑う裁定が下されてしまっている。 このカードより後に登場し、似た効果を持つ《闇の住人シャドウキラー》は、このカードの反省点を活かしてか魔法・罠カードが存在していても相手モンスターが全員守備表示であれば直接攻撃可能なため余計に残念感がする。 攻撃力は2600。最上級モンスターだけあって低くはないが仮に3枚並べて3回殴っても総ダメージは7800とワンキルには届かない絶妙な数値である。 レアリティはウルトラレアで《混沌の黒魔術師》と同じ。 混黒目当てでパックを買ってこのカードを当ててしまい、メンタルというライフに直接攻撃を喰らって大ダメージを受けたプレイヤーもいたかもしれない。 アニメDMではKCグランプリ編でダイナソー竜崎が使用したが、特殊召喚された返しのターンに破壊されてそのままワンターンキルに持ち込まれてしまっている。 GXでは次回予告に出ていたものの、上記のテキスト不備にスタッフが気づいたのか本編では《ダークティラノ》という別のカードに差し替えられたりと、OCG外でも不遇なカードである。 〇《インセクト・プリンセス》 上記《暗黒恐獣》と同じパックで登場した昆虫族モンスター。 カマキリの前脚のような触角やV字の額という外見上の特徴や名前の繋がりから、《インセクト女王》の娘といったデザインのカードである。 相手フィールドの昆虫族に攻撃表示を強要し、昆虫族を戦闘破壊する度に攻撃力が500上がるという昆虫族メタといえる効果を持っている。 女王様同様に「《寄生虫パラサイド》とコンボしてください」とでも言わんばかりの効果であるが、《寄生虫パラサイド》自体は恐ろしく使いにくいカードだった。 しかしこの点は当時から《DNA改造手術》で昆虫族を指定すれば使えたので差し当たって大した問題ではなく、《虫除けバリアー》も組み合わせれば一方的に攻撃を通す事はできた。 最大の問題点は攻撃力で、同じレベルで同じようなパワーアップ効果を持つが自壊デメリット持ちの《聖獣セルケト》に配慮したのか、このカードの攻撃力は1900と星6なのに下級モンスター程度の数値しかない。 1体戦闘破壊してようやく上級モンスター水準に達する程度の攻撃力では、流石に物足りないと言わざるを得ない。 コンボ前提の性能故に単体では貧弱でそのコンボも不安定と、残念ながら昆虫族のフラッグシップとはなれなかった。 《暗黒恐獣》と同じくウルトラレアで、再録パックの「EXPERT EDITION Volume.2」でも格下げされていない。 《混沌の黒魔術師》と同じパックで登場・再録されているため、混黒目当てでパックを買って当たったら残念な気分になるのも《暗黒恐獣》と同じ。 アニメにも登場しており、こちらでは昆虫族の送りつけを利用して翔を追い詰める活躍を見せた分《暗黒恐獣》よりかはまだ良い扱いである。 〇《スピリッツ・オブ・ファラオ》 〇《第一の棺》 低レベルモンスターの活用をテーマにした「ファラオの遺産」で登場。 《スピリッツ・オブ・ファラオ》は《第一の棺》の効果でしか特殊召喚できないが、特殊召喚すると星2以下のアンデット族通常モンスターを4枚まで蘇生できる。 《第一の棺》の効果は《ウィジャ盤》と同じ方式で《第三の棺》まで全て揃えれば《スピリッツ・オブ・ファラオ》を出せるというもので、短くなっているとはいえかなりの労力がかかる。 その上効果を最大限使うためにはレベル2以下のアンデット族通常モンスターという戦力にならない存在を4枚以上デッキに投入し、このカードを出す前に墓地に落としておかなければならない。 手間だけでなくデッキのスペースまで食ってしまうのに蘇生できるアンデット族の最大攻撃力はマーダーサーカス・ゾンビの1350であり、このカードだけだとギリギリ1ターンキルにも届かない。 現在はエクシーズ召喚やリンク召喚があるため弱小バニラを大量に並べる行為が強く使える様になっている。 しかし、《トライワイトゾーン》や《天輪の双星道士》などレベル2以下の通常モンスターを大量蘇生できるカードも増えており、結果それらでも似たような事はできてしまう。 また《スピリッツ・オブ・ファラオ》対応のバニラは種類が少なく全て絶版のため集めにくいのも難点。 こういったカスレアは再録時にレアリティが下がってしまう事も多いが、何が評価されたのかこの2枚は下がっておらず、再録パックでも変わらずウルレアとスーレアで再録されている。 おまけに《スピリッツ・オブ・ファラオ》はパックパッケージに描かれたカードなので、初出の第3期では貴重なアルティメットレア仕様が存在する。 このカードの実用性に関しては上記の通りだが、ここ数年でひと昔のアルティメットレアカードのコレクター需要が急増しており、現在ではそれなりの値段が付けられる事もある。 たとえ実戦で使う事は無くとも、アルティメットレアの《スピリッツ・オブ・ファラオ》を持っている方は大切にしてほしい。 アニメGX出演時には主人公の遊城十代に「手間暇かけた割にはそんなに攻撃力が高くない」とか言われてしまった。 しかもこの回のオチは使い手はこれまで接待デュエルをしてもらってた、という話なので……。 実際には当時は《サイクロン》のような魔法・罠に対する妨害が制限カードだったこともあって印象に比べると特殊召喚すること自体は非常に簡単なのだが、 相手の妨害以上に問題となるのが「手札に来てもしょうがないファラオや棺シリーズ」「ファラオで蘇生するレベル2以下のアンデット族通常モンスター」という手札事故しか起こさないものをデッキの中に少なくとも10枚くらい入れなければならないという点であり、デッキ自体が構造矛盾を抱える。 そしてこういったカードの対処のために《打ち出の小槌》などを入れたり、よみがえらせたアンデットをなんとか使おうと専用のサポートカードである《サウザンドエナジー》などを入れることなども考えるとまともに動いたら奇跡のようなデッキになってしまうのである。 要はあんまり強くないくせに手札事故をやたら起こすという、使っててもあんまり楽しいカードではなかったのである。しかも《ヘルバウンド》《骨ネズミ》《第一の棺》などを十分な枚数集めようと結構な金額を持っていかれるのでモチベも上がらない。なんともまぁ… 〇《トライアングル・X・スパーク》 《ハーピィ・レディ三姉妹》の必殺技カード。《ハーピィ・レディ三姉妹》の攻撃力を2700まで上げて罠カードを無力化する。 しかし肝心要の《ハーピィ・レディ三姉妹》が出しにくい上に弱い。同パックで出た《ハーピィの狩場》による除去がハーピィの持ち味になったため罠カード封殺効果もピントがずれている。 後にハーピィのサポートが出たおかげで《ハーピィ・レディ三姉妹》自体は出しやすくなったものの、このカードの採用率は依然として低いままであると言わざるを得ない。 サポートで《ハーピィ・レディ三姉妹》が強化されたとしても、同時に増えた新規のサポートカードを差し置いてこのカードを採用する理由にはならない、という事である。 〇《天よりの宝札》 宝札カードの1枚。 原作ではマリクや遊戯に使用され、海馬からは「最強の手札増強カード」とまで評された強力なドローソース。 しかし、OCG化の際にはものすごくハイリスクな発動コストが付与されたうえにドロー枚数も激減。 尤も、原作効果のままでは間違い無くバランスブレイカーだったので弱体化は仕方ないのだが……。 詳しくは項目にて。 〇《E・HERO ランパートガンナー》 《E・HERO バーストレディ》と《E・HERO クレイマン》が融合したE・HERO。GX期の「アニメに登場した微妙性能のモンスターが高レアリティ枠に納まる」現象の象徴たる1枚。 与えるダメージは半分になってしまうが守備表示のまま相手への直接攻撃できる効果を持ち、アニメでも反撃に備えながら相手モンスター越しに相手ライフを削る活躍を見せた。 しかし、コンマイ語のせいで、なぜか「相手フィールドにモンスターがいると攻撃できない(*3)」という、自身の存在意義を揺るがす裁定を食らっていた。 さらに裁定が国ごとに違う(*4)という現象が起き、国際大会の「国内外で裁定が違うカードは使用禁止」というルールから長らく国際大会限定の禁止制限リストでは禁止カードに指定されていた。 アニメGX放送終了から7年の時を経た2015年に裁定変更されてアニメの通り壁モンスターがいても直接攻撃が可能になったが、あまりに遅すぎた……。 現在はEXデッキの15枚制限と手軽な属性HEROの登場もあり、ファンデッキであっても採用はかなり厳しい。 ……そもそも当時からそれが出来たとしても守備力2500の壁が守備表示のまま直接攻撃できるだけのカードをわざわざ融合召喚する必要はないと言われている。 融合モンスターなどの手間やコストがかかる大型モンスターは、出しやすくするためのサポートや見合うだけの爆発力を求められているからだ。 GX期のアニメ出身のモンスターはエースモンスター格がそれを欠いている事が多く、そのために多くのカスレアを生んでいる。 特に主人公の十代が使用した呼び出す手間の割に効果がイマイチなHEROが高レアリティ枠を奪っていく場合が多く、これもその中の1枚と言える。 〇《破滅の女神ルイン》 《終焉の王デミス》の対となる、星8の儀式モンスター。デミスとは儀式魔法を共有している。 おそらく《カオス・ソーサラー》のような「終焉や開闢の効果を抜き出してカード化した調整版」を目指したと思われるが、これは失敗した事例と言っていい。 連続攻撃は高いステータスがあればこそ活きるのに攻撃力2400ラインが重要視されていた時期に攻撃力が2300ってふざけてんのかって話なのだが、《高等儀式術》全盛期に存在した「儀式天魔神」ではこのカードを1枚入れるレシピもあった。 こちらを召喚することはほとんどないのだが「光属性でレベル8の天使族」がルイン以外におらず、デッキに入れておくと《エンド・オブ・ザ・ワールド》(デミス選択)や《天魔神ノーレラス》のコストとして地味に役立ってくれる。 《カオス・ソーサラー》が3枚使える現在では忘れられがちだが、この時代はそれすら禁止だった超デフレ環境なので、こんなもんでも「かゆいところに手が届く」系のカードとして役に立ったのである。ゾークでいい?そうだね ただ正直「裏択みたいなデッキのさらに裏択」というポジションであり、コストとして割り切って運用すると「愛がない」と批判してくる人もいたので結局強いとは言えないカードだった。そもそも当時使っていないとまず出てこない発想なので、ハズレアと呼ばれてもまったく仕方ない。 実用性はアレでもイラスト面での人気は高いうえ、OCG第10期で登場したリメイクカードや関連カードも存在する。 彼女の魅力に惹かれたデュエリストはファンデッキを組んでいろいろ妄想でもしてあげながら使ってみるのもいいだろう。 〇《デステニー・デストロイ》(アジア版) デッキの上からカードを3枚墓地に送り、その中に含まれていた魔法・罠の数×1000ダメージを受けるという通常罠。 墓地肥し目的で使うにはあまりに低性能であり、以降は勿論以前にすら上位互換が存在するためこれを採用する意義は無いというのが大方の認識である。 日本語版の初出時は「レア」でも高過ぎるくらいだが、アジア版ではレアに加えて驚異の当時の最高位たる堂々のアルティメットレア仕様も同時収録されている。 主要キャラであるエドが使用した以外でここまでの格上げが為された理由が見つからず、 貴重なアルティメット枠をこれに潰される嘆きは相当なものだった事だろう。 〇《ストーム・シューター》 目の前にあるカード1枚を手札にバウンスする効果と自身の位置を隣に移動する効果を持つ鳥獣族モンスター。 効果だけ見ると悪くはなさそうだが、出すのに手間のかかる星7と最上級モンスターとしては低い攻撃力2300というステータスが足を引っ張る。 隣のマスに移動できるのだが、移動した場合そのターンバウンス効果は使用不可になるという無駄な制約までついている。 さらに半年後にはこのカードと同じ風属性・鳥獣族のバウンス効果持ちでこのカードより攻守が高く星6の《風帝ライザー》が登場したため、ますます立つ瀬が無くなった。 現在は新マスタールールの施行で、EXデッキから特殊召喚されるモンスターを置く「EXモンスターゾーン」に出さなければならないモンスターが存在する。 そういったモンスターへの狙い撃ちがしやすくなり、かつ「モンスターを出す位置」が重要になったため、限定的とはいえ以前よりかはこのカードの扱いはマシになっている。 しかし、その新マスタールール施行直前の第9期で全体的なカードパワーの増加やバウンス効果を持つカードが急増した事情もあり、専用デッキでも組まない限りはこのカードを採用する理由を見出せないというのが現状である。 余談だがこのカードが収録されたCDIPは他にも微妙な高レアが多く、《虚無魔人》や《簡易融合》など有用なカードは軒並み低レアリティ。 しかも高レアのカードの内、目玉のサイバー・ダークはわずか2か月で再録されたといういわくつきのパックである。 〇《魅惑の女王 LV7》 同じくCYBERDARK IMPACTより。 相手のモンスターを装備カードにして戦闘破壊の身代わりに使えるという能力を持つカード。腋と太腿を露出した年増というイラストが、まさに名は体を表す。 しかし「レベル7なのに攻撃力が1500」「《魅惑の女王 LV5》のレベルアップしないと装備効果が使えないのでレベル7で攻撃力1500のバニラになる」「そのLV5の効果も《魅惑の女王 LV3》の条件を満たさないといけない」「レベルアップ前のステータスが低すぎる上にレベルアップ条件が厳しい」「戦闘以外で破壊されたときには身代わり効果を使えない」など、ぶっちゃけまともに運用できない。 ここまで弱いとテキストを参照されるということ自体がほぼない。おそらく《レベルアップ!》に対応していた《ホルスの黒炎龍 LV8》が当時【お触れホルス】として猛威を振るっていたことにも関係しているのだろうが、いくらなんでもあんまりである。 一方で視点を変え、テキストを無視して「レベル7で攻撃力1500の魔法使い族」という点に注目すると、《キラー・トマト》から特殊召喚することを前提にした運用方法はいくつか出てくる。《突然変異》の餌にする、《黒の魔法神官》を特殊召喚する際の素材にする、《拡散する波動》と組み合わせるなど。 しかしそれらすべてにもっと適切な役割のカードが存在するので、どう頑張ってもハズレアの誹りは免れないカードだった。CDIPってそういうカードばっかりなんだけど……。 肝心のイラストの方も当時のプレイヤーには「LV5の方がかわいい」といわれることも多く、そういう意味でも……まぁこれは個人の嗜好の話だからこれくらいにしておきましょう。 後にアニメに出演もしたが、その結果は……。 〇《閃光のバリア -シャイニング・フォース-》 ミラフォの完全下位互換……なのだが、当時規制されていたミラフォの調整版として作られたのだろう。発動条件として相手攻撃表示モンスターを3体要求する。 当時ミラフォは制限カードだったが依然として影響力は高く、伏せカードがある中で大量展開できたなら警戒するのは当然であり、特に相手が上級者であればそうそう引っかかるわけもなかった。 同パック同レアリティには、調整版カオスとして注目を集めた天魔神や環境でも使われた《風帝ライザー》がおり、それら目当てのプレイヤーからはハズレ扱いされた1枚。 当時からほとんど使われなかったカードだが、後に環境の変化でミラフォ自体が無制限になり、相互互換も大量に登場したため完全下位互換であるこのカードは完全にお払い箱となってしまった。南無。お線香のバリア 調整版にせよネタカードにせよ、禁止・制限カードを弱体化して出したカードが残念な性能になるのは遊戯王ではよくあること。 〇《異次元トンネル-ミラーゲート-》 面倒な効果の攻撃反応罠。 端的に言うと「攻撃対象になった自分のE・HEROと攻撃してきた相手モンスターのコントロールをそのターン中だけ交換して戦闘させる」効果を持つ。 攻撃力の低いHEROを囮にして攻撃を誘い、より攻撃力の高い相手モンスターを奪う。そして奪った相手モンスターで相手の場のHEROを倒し、相手に戦闘ダメージを押しつける、という意図でデザインされた罠カードなのだろう。 しかし、コントロールの交換はエンドフェイズまでなので奪った相手モンスターはターンの終了と共に相手の場に戻ってしまう。 当時のカードを見ても低攻撃力のE・HEROはその多くが融合HEROの素材であり、それらをわざわざ場に出して棒立ちさせる必要はあまり無い。 そんなHEROを場に出してこのカードを伏せ、モンスターと伏せカードの両方に対する除去を搔い潜ってこのカードを発動させたとして、得られるリターンは結局のところ多少の戦闘ダメージだけ、という結果に終わる。 ならば攻撃対象を問わずに戦闘ダメージを反射できる《ディメンション・ウォール》や、攻撃を防ぎより大きなダメージ与えられる《魔法の筒》を使った方が良いのは明白である。 《魔法の筒》が制限カードだった時代とはいえ、いくら何でも発動に手間がかかり大したリターンも無いこのカードを採用する意味なんて無いに等しい。 一応、戦闘を行うまで他のカードの効果を挟めないとか、永続効果は使えるから《摩天楼-スカイスクレイパー》等で殴り倒せるとか、《神秘の中華なべ》などで相手モンスターを利用するコンボとか独自の要素はある。 だがいずれにせよ受け身でコンボ前提というのは使い難さが否めない。 こんな性能でもアニメ作中で主人公の十代が初期から使ってたカードという事でか、初収録時のレアリティはウルトラレアであった。 アニメ効果では奪ったモンスターのコントロールを永続的に得る事ができたので、弱体化しすぎて採用価値を落としてしまう上記の《コストダウン》と同じパターンである。 〇《E・HERO カオス・ネオス》 「カス」ネオスというあんまりすぎる蔑称で呼ばれるカード。 呼び出すのに手間がかかるトリプルコンタクト融合を要求するのにもかかわらず、効果の判定はコイントス3回で行うギャンブルカード。 しかも、8分の3(37.5%)という高い確率で自分のモンスターがすべてバウンスされてしまうハズレの目もあるのだから堪ったものではない。 メリット効果は8分の1で相手モンスター全破壊、8分の3で相手フィールドの効果モンスターの効果を無効と重い上に厳しいギャンブルに勝った割には得られるものが少ない。 ちなみに残りの8分の1は何も起こらない。 トリプルコンタクト融合体特有のEXデッキに戻る際の効果もモンスターの全セットと、除去効果を持つ他の融合体と比べても影響は薄い。しかも悪いことに素材となるネオスペーシアンもそんなに強いわけではない。 他のトリプルコンタクト融合体はどれも苦労に見合った豪快な効果を持っているだけに殊更残念さが際立つ。まぁ当時はカオスがソーサラーすら禁止されてたレベルで忌まれていた時代なので……。 これは当時のネオス派生の融合モンスター全般に言えたことなのだが「わざわざ出すよりネオスで殴った方が強い」という評価に落ち着く(ネオスビート)。このカードはその中でも最たるものだった。 収録パックの表紙を飾り最高レアリティのホログラフィックレア仕様もあるのに、再録パックでは未収録となりノーマルカードにすらなれなかった。 現在はコイントス効果を全て表扱いする罠カードが登場したりHERO系の需要増加もあって、一時期のあんまりな不遇ぶりからは脱却している。 しかし、かと言ってこいつを採用するかと言えば……という状況であるのだが……。 ちなみに英語版のホログラフィックレア(Ghost Rare)のこのカードには、''なんと名前が《Rainbow Dragon》になっているエラーカードがある''。 美品であれば 10万円以上の値段が付く 、幻の逸品となっている。 〇《戦士ラーズ》 召喚・特殊召喚時にデッキ内の戦士族モンスター1体をデッキの一番上に置く、ただそれだけの下級モンスター。 いくら《増援》が制限カードとはいえ直接手札に加えられないこいつを使うほど困ってはおらず、属性やテーマ専用サーチなどでいくらでも代用できる。 しかもこの効果は強制効果なので、下手に召喚すると次のドローカードを戦士族に固定されてしまい逆に自分の首を絞める事も。 よって、このカードを使うのならばドローソースやデッキトップを操作するカードとのコンボが前提となるだろう。 同パックにはパッケージを飾る《ユベル》の他《超融合》や《闇霊術-「欲」》など後に化けるカードが多数収録されているが、このカードは未だ使いにくさが否めない。 攻撃力が1600と中途半端に高いので攻撃力1500以下を対象にしたサポートが使えないのも欠点。 アニメでは異世界の人間(カードの精霊?)として登場したが、敵の軍勢になぜか自分も破壊対象となる罠カード《ジャスティブレイク》を発動しその後消滅した。 〇《人造人間-サイコ・ロード》 上述のようにかつて猛威を振るっていたサイコ・ショッカーの上位種で、ショッカーをリリースした場合のみ特殊召喚できる。今度はこっちがパラサイド枠かよ。 アニメ版では毎ターン相手の場か手札の罠を1枚破壊できる効果で結構強かったのだが、OCGで大きく弱体化。 攻撃力が200ポイント上昇し表側表示の罠を破壊する効果を持つが、名指しの上級モンスターを特殊召喚コストに要求しておいてこの程度のリターンではショボい。 そもそも罠カードを封じるだけなら進化前のショッカーでも充分なので、結局のところ無駄なオーバーキル感が強い。 一応、《人造人間-サイコ・リターナー》の効果で特殊召喚したショッカーを自壊する前に特殊召喚コストに活用できるという利点はある。 同パックの同レアリティには当時の環境デッキ【ライトロード】の必須枠だった《ライトロード・マジシャン ライラ》と《ライトロード・エンジェル ケルビム》がいたためハズレア要素も強め。 ○《ライト・バニッシュ》(海外版) 海外版Light of Destructionにて登場したライトロード専用カウンター罠。 果たしてその実態は10年前に登場した最初期のカウンター罠の完全下位互換というどうしようも無い存在。 日本語版では当然ながらノーマルでの収録だったが、海外の初出時はなんとスーパーレアだった。 LIGHT OF DESTRUCTIONのスーパー枠には剣闘獣の切り札、延いては「剣闘獣が強い理由そのもの」と言っても過言ではない《剣闘獣ガイザレス》が存在しており、 ガイザレスを狙ってこれが出てしまった海外のデュエリストはさぞ落胆した事だろう。 詳細は個別項目を参照。 〇《白銀のバリア-シルバーフォース-》 インチキ効果で環境を取ったBFや、《デブリ・ドラゴン》などの有用カードを輩出した「CRIMSON CRISIS」にて登場したカード。またバリアがハズレかよ……。 効果は元ネタのミラフォと大きく異なり、効果ダメージを与える罠カードの発動を無効にし破壊するという範囲の狭いバーン対策のカウンター罠。副次効果として相手の表側表示の魔法・罠カードを全て破壊するという一見良さそうな効果がついている。 しかし効果の発動に反応できないために《拷問車輪》などの永続カードを多用するロックバーン相手では発動機会が少なく、使い切り魔法罠中心のフルバーンやチェーンバーン相手では発動はできても追加で破壊できるカードが無い場合も多い。 メタとして機能する相手がちぐはぐで使いようがなく、素直にシンプルな除去やカウンター罠を撃った方が明らかに効率が良い。 そもそも《ステルスバード》や《ファイヤー・トルーパー》のような罠ではないバーンカードには一切干渉できないのも痛すぎる欠点である。 同パックのスーレアには当時環境を荒らし回った全盛期の《ダーク・ダイブ・ボンバー》を始め、《BF-暁のシロッコ》や《アーカナイト・マジシャン》のような優秀なカードが入っていたため引き当ててしまった場合の絶望感は大きかった。 アニメ5D'sで遊星がジャックの罠カードをまとめて破壊しデュエルの流れを変えた逆転の1枚であるのだが、結局は上記の「限定的な状況をメタってたご都合カード」でしかないという事である。 アニメでは見せ場のあったカードであるが、合計3種類発売された遊星のDPを含め再録パックでは1度も再録されていないのもこのカードの需要の無さを証明しているのかもしれない……。 〇《闇帝(あんてい)ディルグ》 遊星の新たな切り札《シューティング・スター・ドラゴン》が看板の「STARSTRIKE BLAST」に収録されたスーレアの1枚。 《光帝クライス》と対の関係にあたる、2体目の闇属性の帝モンスター。 相手の墓地からカードを2枚まで除外し、その後相手のデッキの上から除外した枚数だけ墓地に送る効果と、召喚ターンの攻撃を封じるデメリット効果を持つ。 効果は除外によって相手の墓地利用を妨害するといったものだが、即座に相手の墓地のカードを増やし墓地利用を手伝うという意味不明っぷりが注目を浴びた。 上級モンスター故に手札事故の要因となり、なんとか召喚して効果を使えても墓地利用メタとして機能するかさえ運任せなこのカードには「不闇帝(=不安定)」と揶揄された。 この弾のスーレア枠には、初となるシンクロチューナーであり上記のシュースタを出すために実質必須な《フォーミュラ・シンクロン》と、汎用性の高いサーチ魔法カードの《調律》という、ガチ志向のプレイヤーとファンデッカーの両方から需要の高かった高額スーレアが存在し、スーレア枠の中でも特に実用性の乏しいこのカードは両方からヘイトを集める事となった。 ちなみに、この第7期初頭あたりから上記の「ウルレアよりもスーレアの方が狙ったカードを当てにくい」事がデュエリストだけでなくカードショップ側の方にも広く知られるようになり、上記の2枚や《強欲で謙虚な壺》、《真六武衆-キザン》、《TG ワンダー・マジシャン》などの需要の高いスーレアのカードが1枚3000円前後に迫るような高額で取り引きされる事も珍しくなくなっていった。 この問題は上記の通り、現在は改善されている。 〇《エレキリム》 真六武衆や《禁じられた聖槍》を引き当てるためのわくわくを無に還すハズレシンクロ。 ダイレクトアタック成功時に《封印の黄金櫃》効果という珍しい効果を持っているのだが、【エレキ】じゃないと出せないぐらいキツイ素材縛りがあるのにも関わらず【エレキ】では全く必要とされていない効果と何もかも噛み合わないいらない子。 さらに攻撃力が1500と微妙に高いせいで【エレキ】の武器である《平和の使者》と《奈落の落とし穴》に引っかからない利点を見事にぶっ潰している。 素材縛りが緩ければ何らかの使い道はあったかもしれないが、今となっては後の祭りである。 〇《機皇神龍アステリスク》 アポリアの切り札その2。 アニメ版の性能は攻撃力が∞に上昇できるテキストミスこそあったものの、当時のキャラデッキの切り札としては悪くない部類ではあった。 しかし、KONMAIの熱い嫌がらせファンサービスによりものすごく弱体化した状態でOCG化され、機皇使いを絶望させた。 それでも、2020年には全国のアポリア念願の【機皇】強化が行われ、このカードに使ってくださいと言わんばかりのサポートカード《根絶の機皇神》も登場。 このカードが実際に使われるかはともかく、このカードを使いこなすためのハードルは大きく下がったといえる。 詳しくは項目にて。 〇《潜航母艦エアロ・シャーク》 遊戯王ZEXAL期の有名なカスレアその1。 遊戯王史上初めて公式メディア作品で使用されたエクシーズモンスターであり、ライバルキャラ・神代凌牙の主力カードである魚族モンスター。 星3モンスター2体を素材に要求しておいて除外された自分のモンスターの数×100のダメージという使いづらい効果と下級モンスター並の攻撃力を併せ持つ。 ……いくらエクシーズ黎明期でカードパワーのバランス調整が手探り状態だったとはいえ、なんともコメントに困る性能に。 アニメ効果のままだと強すぎると判断されての弱体化だったのだが、この性能でウルトラレアはあんまりである。 一応、当時から(ロマンコンボだが)ワンショットキルができたり、更に2024年に強化された【ライトロード】での先行ワンキルが注目されるなど活躍の余地はあり、元カスレアになる日も近いかもしれない。 詳しくは項目にて。 〇《No.34 電算機獣テラ・バイト》 遊戯王ZEXAL期の有名なカスレアその2。上記のエアロシャークとは収録パックもレアリティも同じ。 ZEXALシリーズにおけるキーカード群ナンバーズの1枚で、比較的高い守備力と相手の下級モンスター1体をエンドフェイズまで奪う効果を持つ。 詳しくは項目にて。 ……カードの詳細は該当項目に記されているが、このカードにはこの項目で触れるべき話題が2つある。 1つ目は、初出のパックに収録された僅か5日後に、イラスト違いのプロモカードとしてVジャンプで再録されたと言う事。 もちろんパック発売日には、このカードがプロモとして付属する事は判明していた。 つまり「あと5日待てば雑誌を買うだけで手に入るカードが(*5)ウルトラレアとして収録されている」と言う事であり、このカードを引き当ててしまった場合の精神的ダメージは計り知れない。 もう1つは、2021年発売のパック「ANIMATION CHRONICLE 2021」にウルトラレア仕様で再録された事。 これは、同年に発売された「No. COMPLETE FILE -PIECE OF MEMORIES-」(*6)に合わせた再録である。 そちらは通常版、こちらはプロモ版のイラストであり、「同時期に2つのイラストを再録させるため」と言う意図によるものだろう。 その結果、当時のカスレアカードが、現代のパックに再びカスレアとして収録される状態になり、判明直後はまさに阿鼻叫喚と言わんばかりの荒れっぷり(*7)であった。 だが実は、このパックでの収録は、ウルトラレアではあるが1箱内のウルトラレアカードの封入枚数分にはカウントされない、所謂「光るノーマルレア」ともいえる封入率であった。 この事実が判明した後は沈静化し、ファンサービスの一つとして受け入れられたようだ。 〇《隻眼のスキル・ゲイナー》 シャークさんの新たな切り札《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》や霊神の水属性担当《氷霊神ムーラングレイス》、新テーマの水精鱗など水属性モンスターを多数収録した「ABYSS RISING」収録のウルトラレア。このカードは光属性だが。 レベル4モンスター3体でエクシーズ召喚でき、相手の場のエクシーズモンスター1体の効果とカード名を1度だけコピーできるエクシーズメタともいえる効果を持つ。 しかし、素材3体を使うランク4には既に《ヴェルズ・ウロボロス》などのエクシーズ以外の相手にも通用する除去効果を持ったカードや、高い制圧効果を持つ《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》(当時無制限)が存在しており、そちらを優先して採用すべきなのは明白。 そして「効果のコピー」「エクシーズメタ」に拘るとしても、近い時期に登場し、同じ素材で出せる《No.69 紋章神コート・オブ・アームズ》の方が効果も一回り強く攻撃力も高い。 なら「光属性・戦士族」を活かそうとしても、関連カードが豊富で専用デッキも組める《No.39 希望皇ホープ》や当時の戦士族デッキで高い採用率を誇った《H-C エクスカリバー》の壁が厚い。 そもそも素材3体を要求する召喚条件が重く、このカードより少ない素材数で出せてこのカードより有用な効果を持つランク4は当時から多数存在し、そして現代ではさらに増加している。 よって、「このカードでなければいけない」理由を探すのが困難であり、【戦士族】系のデッキや素材3体のエクシーズモンスターを活用する【光天使】であっても上記のカードたちを差し置いてこのカードを採用するのは難しいだろう。 〇《風霊神ウィンドローズ》 「LORD OF THE TACHYON GALAXY」にてスーパーレアで収録されたカード。 霊神の1人であり、条件を満たすと発売当時は禁止カードだった《ハーピィの羽根帚》の効果が得られる。 …のだが元々霊神はフィールドから離れた際に自分のバトルフェイズがスキップされるという重いデメリット持ちであり、蘇生のグランソイルやハンデスのムーラングレイスが注目されるくらいでトーナメントレベルでの評価は低かった。 特にウィンドローズは得られるのが魔法罠破壊だけというのもあるが、彼の登場したパックのスーパーレアにはあの征竜が4種類も収録されている。 征竜以外のスーパーレアも貴重なドローソースである上に征竜とも相性の良い《七星の宝刀》。 ヒロインの二人が使用した美少女カードでイラストアドが高く、効果も使いやすい《CX ダーク・フェアリー・チア・ガール》、《零鳥獣シルフィーネ》。 ターン制限のない破壊効果持ち《ガントレット・シューター》…と有能なカードばかりであり明確な外れはウィンドローズのみであった。 現在は霊神サポートのエレメンタルセイバーが登場しているものの《ハーピィの羽根帚》が制限復帰となり、何より同じように墓地の風属性モンスターを参照し召喚できる嵐征竜-テンペストも制限復帰(しかもこっちは墓地からの蘇生も可能)。 レベルやステータスに関してはウィンドローズの方が高いものの、それ以外の部分で逆風は今なお吹き続けている。 〇《深淵の獣アルベル》 11期最終盤のレギュラーパック「CYBERSTORM ACCESS」にて登場したビーステッドの1体にして、デスピアの導化アルベルの本来の姿。 当パックは11期のメインストーリーである烙印世界での最終決戦と終幕を描いたカードが多く登場し、このアルベルもその流れを汲んだ1枚となっている。 ・・・が、「深淵の獣」の名を冠してカード化された彼は【ビーステッド】はおろか【烙印】でもかなり使いにくい1枚と化してしまった その理由を作っているのがストーリーでの関連性を付けられた、①の「フィールドと墓地で《アルバスの落胤》として扱う」効果。 効果の適用中は「ビーステッド」でなくなるため「ビーステッド」サポートが満足に受けられず、それ以外の場所では《アルバスの落胤》扱いにならないため《烙印融合》のような”本人”が必要なカードに対応しづらいという問題を生み出している。 ②の効果に関しても相手がドラゴン族を使わないと意味がなく、仮に使えたとしてもフィールドの自身と手札1枚の合計2枚を消費してドラゴン族限定の《心変わり》or《死者蘇生》では消費に見合うリターンを得られる可能性は低いと言わざるを得ない。 そもそもとして、相手のドラゴン族を処理したいのであればアルベルもろとも《深淵竜アルバ・レナトゥス》に変換すればいいだけでなく、 妨害手段にしても特殊召喚からの除去を狙える《アルバスの落胤》の方が優れているため、本家アルバスを差し置いてこちらを優先するメリットがあまりない。 一応、擁護できる点としては「ドラゴン族・闇属性・レベル4・チューナー」とステータスは悪くないどころかむしろ充実しており、 他のカスレアにありがちな重さやデメリット・変な制約などがない点では救われていると言える。 番外パック 〇《防御輪》 「デュエリストパック-万丈目編-」収録の速攻魔法。レアリティは堂々のウルトラレア。 《破壊輪》の原作効果とOCG効果の違いの擦り合わせのために登場したカードである。 罠カードによる効果ダメージを0にする効果を持つが、罠カードにしか対応せず、それも1回しか防ぐことができないこのカードの使い勝手はお世辞にも良いとは言い難い。 効果ダメージなら種類を問わず対応し、受けたダメージを防ぐどころか相手に反射できる《痛魂の呪術》や《地獄の扉越し銃》、 同じく効果ダメージを種類問わず防ぎ、1回と言わず発動ターン中の効果ダメージを全て0にできる《ピケルの魔法陣》など、 《防御輪》登場以降はもちろん、以前にももっと使い勝手のカードは他にいくらでもあり、敢えてこれを採用する意義はかなり薄いと言わざるを得ない。 アニメではDMで海馬が原作での破壊輪使用の場面やアニオリで使用し自爆を防いでおり、 GXでも万丈目が攻撃力の上がった逆切れパンダを破壊輪で破壊しそのダメージを防ぐことで驚異の1ターン4キルに貢献しているが、 OCGではアニメとは異なり、「罠カードが発生させるダメージ自体を0にする」効果でOCG化した(*8)ため、 《破壊輪》と組み合わせるとお互いのダメージが0になってしまうため劇中のコンボは不可能。 このテのカードの最後の拠り所となるアニメ再現グッズとしてすら使えないという有様である。 〇《BF-蒼天のジェット》 「デュエリストパック-クロウ編-」で登場したBFの1体。 自身のステータスは貧弱極まりないが、戦闘時に自身を手札から墓地に送る事でBFの戦闘破壊を1度だけ防ぐ能力を持つ。 似たような使い方ができる《BF-月影のカルート》と比べると、こちらは1400以上の攻撃力差がある相手モンスターからも守る事ができる利点はあるが、 守れるのは1回だけな上にダメージは発生してしまう問題があり、より柔軟に使える2枚目以降のカルートの方が何かと便利である。 またモンスターを守るだけなら、そのターン中のモンスターの破壊を全て防ぐ上にダメージまで0にするフリーチェーンの罠カード《和睦の使者》の方が強い。 どうしてもというならBFとして唯一のレベル1非チューナーである事を活かすしかないが、極めてニッチな需要と言う他ない。 何より問題なのは、ウルトラレアカードの封入数は1箱につき1枚というデュエリストパックにあってこれもウルトラレアだった事である。 ジェットが登場した「クロウ編」のもう一つのウルレアは高い応用力と汎用性から多彩な使い方ができる《BF-精鋭のゼピュロス》であり、 高性能で市場価格も高いゼピュロスが出れば、当時隆盛を極めたBFデッキで使ってよし他デッキに出張させてよし売却してよしの万々歳だが、 非常に使いにくく売却値も安いジェットが出てしまえば、その箱からゼピュロスが出る事は最早無い絶望を味わう事となり、 当時のパック開封報告では泣いた者と笑った者がかなりはっきりと分かれる結果となった。 この「DPの唯一のウルトラ枠に、よりによってハズレの方が来てしまう悲劇」は、一年後の「遊馬編」でNo.19 フリーザードンが繰り返す事になる(*9)。 一応、ゼピュロスは何度か再録されているのに対してジェットは1度も再録されていないため、コレクション価値自体は無くは無い。 〇《No.44 白天馬スカイ・ペガサス》 ZEXALシリーズのカードを多数収録した「コレクターズパック-ZEXAL編-」にウルトラレアで収録されたナンバーズの1枚。 アニメでは作中で披露されなかったものも含め多数の効果を持ち、アニメ3年目で登場した新要素「遺跡のナンバーズ」のトップバッターを務めた注目カードであったのだが……。 詳しくは項目にて。 〇《剣闘獣オクタビウス》 海外版通常パック発のカードで、国内ではそれらのみを収録して初上陸したEXTRA PACKで登場した剣闘獣の1体。 しかし星7でありながらその効果は星4の《剣闘獣ベストロウリィ》の完全劣化。 おまけにリクルートによる回転が主軸の剣闘獣でありながらリクルート能力を持たず、更に手札コストをくれなきゃデッキに帰ると駄々までこねる始末。 当然デッキの回転のみならず雰囲気まで悪くするこいつの採用先はなかった。 EXTRA PACKのスーレアには闇属性デッキの潤滑剤として活躍する《闇の誘惑》があり、他は活躍の場は少ないが弱いわけではない《炎帝近衛兵》と《マテリアルドラゴン》と、こいつを除けば悪くないラインナップ。 ちなみに海外版では上記のカオスネオスと同パックかつ同レアリティで収録されているという共通点がある。 《ネクロフェイス》や《漆黒のトバリ》を目当ての海の向こうの人たちや世界大会を狙っていたデュエリスト諸君(*10)にとっては可哀想な話であった。 これらのことから「カス」ネオスに対してこっちは「オワタ」ビウスなんて蔑称で呼ばれることも。 〇E・HERO ジ・アース 漫画版GX初期の十代の切り札モンスター。 モンスターを生け贄にして打点を上げるだけというシンプルかつ使いにくい効果から原作ですら大活躍していたとは言い難い一枚であるが、 初出時は収録カード全10枚が全てシークレット仕様のプレミアムパック10だったためカスレアの定義には当て嵌まらない。 問題はその後「ブースターSP-レイジング・マスターズ-」で何故かスーパーレアで再録されてしまった事である。 本弾スーパー枠には初登場となるDDの新規カードや、DT出身故に単価が高くなりがちなX-セイバー、ジェムナイト、セイクリッドの切り札級カードの再録が含まれており、 それらと比べて圧倒的に使い勝手の悪いこのカードが当たってしまった場合は大損である。 スーパーかつHERO枠には同時に、優秀な戦闘向け効果を持つ《E・HERO Great TORNADO》があり、 HERO狙いにしてもやはりハズレという他無かった。 ■DUEL TERMINAL 〇《総剣司令 ガトムズ》 DUEL TERMINAL -シンクロ覚醒!!-に収録されていたモンスター。第1次X-セイバーのナンバー2にしてX-セイバーの司令官。 X-セイバーを含む全ての「セイバー」モンスターの攻撃力を400アップする……ただそれだけの上級モンスターである。 当時のセイバーはX-セイバーも含め全員地属性であったため、全体強化ならフィールド魔法の《ガイアパワー》で充分。 上級モンスターとしては攻撃力の低いこのカードを出してまでやる事ではない。 また、語感を優先したのかこのカードのカード名は「総剣司令(そうけんしれい) ガトムズ」。つまり「セイバー」モンスターではない。 よって自己強化ができず低めの攻撃力をカバーできないだけでなく、X-セイバーのサポートカードを使用・共有する事もできない。 この欠点が何より痛く、登場時期もあり「〇〇・オブ・ファイア」や《黄昏の中忍 ニチリン》のような無理やりな配慮も残念ながら無い。 余談だが、当時最強のセイバーモンスターは《X-セイバー ウルベルム》……ではなく《セイバー・ビートル》。 しかも《セイバー・ビートル》は貫通効果を持つため強化効果とのシナジーがあり、「X-セイバーの司令官なのにX-セイバーたちよりカブトムシの方が相性が良い」とかネタにされていた。 そんなことがネタにされたのか遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 最強カードバトル!では最高打点のセイバーが《セイバーザウルス》であり、当然のようにX-セイバーデッキに彼とともに投入されている。 ちなみに、ちゃんと「X-セイバー」の名を関した派生カードに《XX-セイバー ガトムズ》が存在する。 こちらは高いステータスと強力なハンデス効果を持っており、【X-セイバー】デッキのエースとして活躍できるスペックを持っている。 「セイバー」モンスターを何でもかんでも全体強化するため、ネタカードとしては割と人気があり、エレメントセイバー共々【セイバー】で纏めるある種のテンプレ的なやり取りが存在する。 〇《氷結界のロイヤル・ナイト》 DUEL TERMINAL -ワームの侵攻!!-に収録されていた氷結界のモンスターの1体。 アドバンス召喚成功時に、相手の場にアドバンス召喚のリリースには使用できないトークンを送り付ける効果を持つ。 氷結界のコンセプトのひとつはロックであるため、「相手の場にトークンを送り付けて展開を妨害する」というおジャマのようなカードとしてデザインされたと思われる。 しかし、そのトークンはアドバンス召喚に使えない以外の制約が一切無い。《D-HERO Bloo-D》などの特殊召喚コストはもちろん、シンクロ素材にも問題無く使える。 このカードが出たのはOCG第6期1年目。つまりシンクロ全盛期。 当時の主流であったシンクロデッキ相手にこのカードを使うと、上級モンスターとしては低いステータスのこのカードを態々アドバンス召喚した結果、相手にシンクロ素材をプレゼントするという構図になりかねない。 送り付けるトークンの攻撃力はこのカードより低いので、送り付けたトークンをこのカードで倒し相手に戦闘ダメージを与える、という使い方も一応可能ではある。 しかし、だったらこのカードではなく帝あたりをアドバンス召喚し相手の場のカードを除去して直接攻撃を狙った方が良いのは言うまでもない。 むしろ攻撃時にこのカードを除去されたりした場合、返しのターンで半端に攻撃力を持つトークンに送り付けたプレイヤーが殴り殺されるなんて間抜けな事態が起こり得る。 この頃のDTのカードは「やりたい事はわかるがそのイメージ・コンセプトを優先しすぎて実用性に欠く」カードが多く、このカードはまさにそんな1枚。 あまりに実用性に欠くためか、後に発売された氷結界のストラクチャーデッキにも未収録となっている。 ちなみに褒める所があるとすればイラストの美麗さは間違いない。 氷を模した甲冑を着た騎士がスーパーレアのホイル加工で輝き、この時期のDT特有の雪を連想させる粒々のパラレルレア加工が施されたカードは実にふつくしい。 〇《ナチュル・ガオドレイク》 DUEL TERMINAL -魔轟神復活!!-に収録されていたナチュルのシンクロモンスター。 当時のDT産テーマはカード同士のシナジーに乏しくテーマとして纏まりを欠いたものが多かったが、このカードはシナジーなんてクソ食らえとばかりに効果無しの脳筋カードとなっている。 その攻撃力は3000と確かに高いが、すでに同値の打点と除去効果を備え容易にシンクロ召喚できる《レッド・デーモンズ・ドラゴン》も存在していた。 このカードはシンクロ召喚に手間のかかる星9、しかもシンクロ素材に地属性縛りがあるため、星8で素材縛りの無いレモンと比較したら明らかに出しにくい。 おまけにわずか4ヶ月後、このカードと同じレベル・属性でこのカードより素材の指定が緩く攻守も高い《XX-セイバー ガトムズ》が登場。まったくもっていいとこなしである。 ちなみにレアリティはスーパーレア。魔轟神の必須カードで需要が高かった《魔轟神グリムロ》や当時制限カードで注目の再録枠《カードガンナー》目当てで回したらこいつが出てガッカリした人も多いだろう。 詳しくは項目にて。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アーク以降は? -- 名無しさん (2021-09-13 20 01 13) そもそも、項目の分割って原則的に議論してからやるものでは?こういう意見分かれそうなものは特に慎重にやった方がいいと思うけど、その辺の議論ってちゃんとされてるの? -- 名無しさん (2021-09-13 20 43 26) 後からレアリティ上がったカードのまとめなら分かるけど -- 名無しさん (2021-09-13 21 57 35) 後から評価されてレアリティ上がったカードのまとめなら分かるけど -- 名無しさん (2021-09-13 21 58 35) 天極輝艦こそ真のカスレアだ -- 名無しさん (2021-09-13 22 31 23) ↑3元の項目にも総合掲示板にも相談はないみたいですね、同日のデッキ破壊関係の分割も同じ人がやってるみたいです -- 名無しさん (2021-09-13 23 52 05) 以前もTCG項目をやたらに切り分けて軽く物議を醸した事があったが同じ人だろうか。その時と比べれば丁寧な仕事ではあるけど、分割作業は相談所に持ち込んでからが筋だとは自分も思う。相談所持ち込み案件かなこれは -- 名無しさん (2021-09-14 01 44 36) しかもただ脳死で分割してるだけだから全く文章として繋がりがなくなってるしな。うーんこの -- 名無しさん (2021-09-14 02 23 02) 元々批判的な要素を含むから議論したところで紛糾しそうな上、項目を独立させて記述を充実させようってなっても、今度はどれが使えないカード使えるカードかのラインも曖昧だし、あと数限りないから一覧項目になるっていう。問題だらけ -- 名無しさん (2021-09-14 05 24 53) 淫獄団地と搾精病棟も同じ人が勝手に分割させていた記憶 -- 名無しさん (2021-09-14 07 22 46) DMの同項目に比べて中途半端というか。7期途中のぶつ切りとかするくらいならもうちょい厳選して最近のまでやって欲しい。 -- 名無しさん (2021-09-14 07 30 05) この建主、叩かれてるキャラの記事も相談無しでしかも特に中身を変えないまま独立させてるみたいだね。 -- 名無しさん (2021-09-14 07 32 53) 建て主です。この度はお騒がせして申し訳ございません。親記事のカスレアが肥大化していたので、所要時間30分近い遊戯王OCG関連の項目を独立しました。皆さんが仰るように、内容を確認せずに作成した事や分割項目である旨を伝え忘れた事は全て私の責任です。本当に申し訳ございませんでした -- 名無しさん (2021-09-14 07 38 03) 大規模な編集は要相談だったはず。ここまでゴッソリ削って独立させるのは明らかな大規模編集といえるのでは。 -- 名無しさん (2021-09-14 08 54 55) どうする? 差し戻しのお願いついでに相談所に持ち込む? それとも分割されてしまったものは仕方ないでこのまま運用するか? このまま相談なしの分割が乱発されるのは好ましくないとは思うが -- 名無しさん (2021-09-14 09 53 05) 記事の肥大化それ自体は事実だから戻す意味はないけど、建主は相談無しで大規模編集してるから相談所に相談、でいいんじゃない? -- 名無しさん (2021-09-14 10 35 37) 《天極輝艦-熊斗竜巧》はベアルクティ側ではアドバンテージを稼げるためこの項目に入れるほどとは -- 名無しさん (2021-09-14 19 32 23) カスなんてつけるくらいだから、コメント欄で相談してから追加するくらい慎重にやったほうが良いんじゃないか? -- 名無しさん (2021-09-14 19 37 37) 生け贄を抱く爆弾とコストダウンはラッシュデュエルで出たら輝きそう -- 名無しさん (2021-09-14 19 46 00) 《天極輝艦-熊斗竜巧》、カスレアという程じゃないとの事だがそんなに? アドが稼げるというのは「無理くり使い道を見出すならこういう感じ」とかいう話ではなく、「採用する事で動かし方の幅を広げる事ができる」「採用する型の方が採用しないより強い」レベルの話なの? 自分の追記箇所がcoされた不満とかじゃなくて本当に聞きたい。このサイトといい本家wikiといい、肯定的に扱ってる所を見た事無いんだ -- 名無しさん (2021-09-14 21 25 42) ベアトロンは効果自体はベアルクティでは使えるし採用するドライトロンをファフニールだけに絞ればまぁ使えなくもない、ってレベルだからこの項目にある様などうしようもない様な連中と比べたらまだマシって感じだから微妙かなぁ。ドライトロンではまず使わんし、ベアルクティでもぶっちゃけ抜いた方が良いまであるのは間違いないけど。カスレアと言うよりハズレア?(カスよりマシ的な意味) -- 名無しさん (2021-09-14 21 43 39) youtubeにて、ベアルクティを回している動画で登場しており、アドを稼ぐ動きをしていましたね -- 名無しさん (2021-09-14 22 34 48) ベアトロンは返しに潰されたとしてもそれまでに最大で3,4枚分のリソースが得られるので、お釣りが返ってくる可能性は十分にある(妨害喰らったら話は変わるけれどそれは他のカードにも言える事)。デッキスロット食うわりにしょっぱいのも確かだけれど少なくともここにいる連中と同列に扱うのは流石に失礼なレベルだと思うよ。 -- 名無しさん (2021-09-14 22 40 09) 性能が悪くても同弾にそれと同等以下しか封入されてなければカスレアとはあまり呼ばれないし、性能が良くても同弾に壊れがあれば相対評価でカスレアにもなるので、絶対評価で書くか相対評価で書くかは結構重要なところ MtG・DMは絶対評価採用だけど -- 名無しさん (2021-09-14 23 13 46) 欲しかったカードが当たらなかったからという個人的な感情で書いていると思わせるようなものは流石にダメだと思いますが -- 名無しさん (2021-09-14 23 24 19) ↑ カスレア側の定義を見て欲しい、相対評価での外れでもあるんだし -- 名無しさん (2021-09-14 23 34 39) なんかデュエリストの黒歴史みたいな項目だなぁ -- 名無しさん (2021-09-15 00 22 06) まあカスレアでも美品なら数万超えるやつらもあるからな(特にレリーフ) -- 名無しさん (2021-09-15 13 05 27) ヴォルカくじのはずれの方ことフリザードンもカスレア指数高い -- 名無しさん (2021-09-15 21 48 31) ↑元カスレアを参照してください -- 名無しさん (2021-09-15 22 33 28) ラッシュデュエルなら生け贄の抱く爆弾とコストダウンは使いやすそう。 -- 名無しさん (2021-09-16 08 16 21) アックス・レイダー!ウルレアモンスターだぜ! -- 名無しさん (2021-09-16 21 55 27) ↑3てかそれのリンクかその項目もこっちに統合しないと駄目だよねこの項目 -- 名無しさん (2021-09-18 13 06 48) 「アニメでカッコよくフィニッシャーを飾ったカードも」と書いてある割にそういったパターンのハズレもないというのが不可解ですね。基準変わったんでしょうか -- 名無しさん (2021-09-18 13 30 47) ↑HEROがずらっと居並びかねないからカオスネオスとランバートガンナー筆頭にお察しという部分 -- 名無しさん (2021-09-18 13 55 27) 元カスレアは逆に遊戯王切り分けると短過ぎて歪なのよな カスレアは際限なく増えるけど大逆転劇はそうそう起きないからね -- 名無しさん (2021-09-18 19 33 51) カスレアって呼称MTGで利用されてて遊戯王で利用されてるのほぼ見ないんだが。江戸しぐさかなんか -- 名無しさん (2021-09-19 08 36 29) ↑遊戯王wikiにはちゃんと記載されてるし、お前が知らないだけでは?まぁハズレアのほうが一般的な気がするけど -- 名無しさん (2021-09-19 09 47 04) どっちにしろ表現的には酷い気がするけど、ハズレアのほうがまだ柔らかい表現な気もする -- 名無しさん (2021-09-19 13 03 07) わざわざ外部wikiに持ち込んで項目作るほどなのかこれは -- 名無しさん (2021-09-20 00 39 34) ↑3 カードwikiだと「ハズレア」は複数ヒットするが「カスレア」は1件しかヒットしない上にこの手のハズレを指す用語の例示として登場しているのみなんだけどな。少なくともカードwiki編集者には一般的ではないか意図して避けられている傾向が見受けられるのでは? -- 名無しさん (2021-09-24 09 30 47) 他にも「遊戯王@2ch辞典」「遊戯王2ch本スレWiki」「toronikka @ ウィキ」も調べてみたが、「ハズレア」はヒットするが「カスレア」のヒットはなし(本スレwikiは両方ヒットせず)。やはり「ハズレア」の方が遊戯王界隈では通りがいいと見なして良いのでは? -- 名無しさん (2021-09-24 09 35 02) まとめられてた頃ならともかく、独立したら馴染みが薄くなるってところだろう。 -- 名無しさん (2021-09-24 09 36 46) アニヲタwikiのTCG用語項目としての統一感的に項目名自体はこのままでも良いのでは。一応先頭に「遊戯王ではハズレアの方が一般的」って書いておいたし -- 名無しさん (2021-09-24 10 36 10) ↑リアニメイトが遊戯王だけ蘇生・帰還になってるので別に統一しないといけないわけではない(あれも独立当初はリアニメイトってなってたけどYPから「リアニメイトってなに?」ってなったのがきっかけで変更されてる) -- 名無しさん (2021-09-24 10 46 35) ↑ そうだったのか。確かに言われてみれば『リアニメイト(遊戯王)』だけ無いな。それだったらば『ハズレア(遊戯王OCG)』に改題しても良いかもね -- 名無しさん (2021-09-24 12 48 06) 無能な働き者が誰にも相談しないで勝手に項目を雑に切り分けたせいで要らん問題や議論が噴出してる感じか…これ内容削って元の項目に戻すのがいい感じするけどどうだろ… -- 名無しさん (2021-09-25 09 36 42) インセクトプリンセスの考察を載せていた人は当時の環境などをちゃんと考慮できていないようで……当時(2003年)からパラサイドとのコンボは論外で、DNA改造手術とコンボがあり、その上で不安定という評価でしたね -- 名無しさん (2021-09-26 10 32 00) ↑2 特定のものを貶める/揶揄するのが内容上どうやっても発生し、コメント欄荒れる温床になる以上そもそもカスレア記事自体の必要性を疑います。 -- 名無しさん (2021-09-28 21 17 12) ハズレ収録するくらいなら枠削れよって話だしな。それか一部のTCGでやってる全カードを光り物とノーマルで収録するとかさぁ -- 名無しさん (2021-11-14 14 19 09) ハズレア・カスレアの経緯について調査してみた。遊戯王カードwikiでバックアップ調べてみると2008年に限り「カスレア」のみ記載の記事が存在、2009年には「ハズレレア(ハズレア)」に更新されその後併記されて現在に至る。…つまり、「2008年以前には使われていた可能性があるが定着はしておらず、2009年以降はハズレアがメインになって消えた」って所が実態に近いのではなかろうか。…やっぱりハズレアが記事名で良くない? -- 名無しさん (2022-03-18 13 18 05) 後注釈で「カスネオスって使われてんだからカスレアは定着していた!」とかご丁寧に二箇所も同じ内容を書き込んでるのが居るが、別にマックソとかいう蔑称が流行ったけどクソカード呼びが定着したわけじゃないんで妄想としか言いようがない。贔屓目に見ても「一時的に流行したのかも」ぐらいに捉えるのが限度 -- 名無しさん (2022-03-18 13 23 55) 有意義な時間の使い方だなあ -- 名無しさん (2022-03-20 20 53 45) 日本ではノーマルなんだから対象外では? -- 名無しさん (2022-04-09 11 39 58) 某オベリスクの巨神兵「なるほど・・・これは重症だな!」 -- 名無しさん (2022-09-30 18 04 49) アニメ産E・HERO融合モンスターはほとんどが高レアなのに弱い -- 名無しさん (2023-03-07 10 54 10) エアロシャークは元カスレアに移動させた方が良さそう -- 名無しさん (2024-02-09 19 02 51) 正直ウインドローズの所にいる「CX ダーク・フェアリー・チア・ガール」は同程度にはハズレア寄りだよな。シルフィーネと並んでるから効果も使いやすいってなってるけど場から墓地にいったら1枚ドロー+フェアリーチアガール素材にした時の戦闘破壊したら追加バーンだしCX前提だから直接出すには重めな5×3だからなぁ -- 名無しさん (2024-03-29 11 50 30) 魅惑の女王は新弾のカード効果次第で脱却もありうる。 -- 名無しさん (2024-04-24 16 30 56) TF4の一族の結束も書きたい。カードが弱いのではなく、複数のパックでウルレアにされてる枠潰し的な意味で -- 名無しさん (2024-05-15 17 19 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/49.html
遊戯王/デッキ/光天使アテナ 2008-04-12 【基本戦法】 「アテナ」をフィールド上に維持し、蘇生・ダメージ効果を主体に勝利する。 【使い方】 最上級モンスターである「アテナ」や「The splendid VENUS」は「神の居城-ヴァルハラ」で特殊召喚。その後は「生還の宝札」を絡ませた「アテナ」の効果でアドバンテージを確保。 「シャインエンジェル」「コーリング・ノヴァ」→ 自分も多少のダメージは受けるが、連続で特攻を仕掛ける事で「アテナ」のダメージ効果を活用できる。 「創造の代行者 ヴィーナス」→ 展開した「神聖なる球体」を生け贄に「アテナ」を召喚する事もできる。特殊召喚を連続で行えるので、大ダメージを狙える。 「ジェルエンデュオ」→ 「The splendid VENUS」も加えるなら是非投入しておきたいダブルコスト。 「The splendid VENUS」→ 「アテナ」から蘇生できる最も有能な最上級天使(だと思う)。 「生還の宝札」→ アテナ」とのコンボカード。無くても機能するので他のカードに差し替えても問題は無い。 「補充要員」→ 「神聖なる球体」を手札に戻し、再展開。「闇の量産工場」「貪欲な壺」も可。 ◆墓地蘇生サポートに長けた通常モンスターを使った蘇生型も良い。その場合、「人海戦術」「同姓同名同盟」等にも対応する「もけもけ」が優秀。デッキバランスを崩さないなら「キング・もけもけ」も出せると頼もしい。 デッキ:42枚 【モンスター(19)】 「アテナ」×3 「The splendid VENUS」×1 「創造の代行者 ヴィーナス」×3 「神聖なる球体」×3 「豊穣のアルテミス」×3 「ジェルエンデュオ」×2 「ヘカテリス」×3 「マシュマロン」×1 【魔法(8)】 「生還の宝札」×3 「神の居城-ヴァルハラ」×2 「死者蘇生」×1 「早すぎた埋葬」×1 「サイクロン」×1 【罠(15)】 「転生の予言」×1 「聖なるバリア-ミラーフォース-」×1 「神の宣告」×3 「魔宮の賄賂」×3 「天罰」×3 「昇天の角笛」×1 「強烈なはたき落とし」×1 「砂塵の大竜巻」×1 「補充要員」×1 バニラ蘇生風味 デッキ:42枚 【モンスター(18)】 「アテナ」×3 「創造の代行者 ヴィーナス」×3 「神聖なる球体」×3 「もけもけ」×3 「コーリング・ノヴァ」×3 「ジェルエンデュオ」×1 「ヘカテリス」×3 【魔法(12)】 「未来融合-フューチャー・フュージョン」×1 「生還の宝札」×3 「神の居城-ヴァルハラ」×2 「死者蘇生」×1 「早すぎた埋葬」×1 「サイクロン」×1 「貪欲な壺」×2 【罠(12)】 「人海戦術」×1 「蘇りし魂」×3 「神の宣告」×3 「魔宮の賄賂」×3 「転生の予言」×1 「補充要員」×1 初出:2008/01/25 『遊戯王』へ